子どもが「10歳」から輝く!キャンプ育 

こんなお悩みはありませんか?

最近あまりにも親の言う事を聞かない
部屋に閉じこもる事が多い
どうせ〇〇だから、なんて言い方をする
周りと比べて自分は駄目だと感じている

こんにちは!”キャンプ育”トレーナーのRockです。

子育て世代のあなたであれば、「魔の2歳」「悪魔の3歳」「天使の4歳」「10歳の壁」なんて言葉をご存じではないでしょうか?個人的にはそういったカテゴライズはあまり好きではないのですが、子育ての方法に悩んだ時、参考になる部分はあると思います。

例えばこれらのお悩みは「10歳の壁」として表現される事が多いです。

  • 勉強が難しくなってきて、友達は出来ているのに自分は出来ない事で「自分は駄目なんだ」と感じてしまう
  • 抽象的な考え方が出来るようになり、自分の世界を作り始めて部屋に籠ってしまう

10歳と言うと小学4年生位です。身体の成長はもちろん、心の成長も著しいです。その変化のギャップに私たちはびっくりしてしまうのだと思います。今回はそんな「10歳の壁」をそもそも壁にしない、もしくは壁を乗り越える為にキャンプが有効というお話です。

10歳になるまでどれだけキャンプに行ったか

いやいやいや、キャンプなんてそんなに行けないし、何でそんな事で10歳の壁が乗り越えられるの?そもそも10歳になってからじゃ遅いってこと?因果関係は?

おっしゃる通りですね、ここで言うキャンプは概念的な意味合いで使っています。様はどれだけ子どもの自信を育ててあげられるのか子どもの好きな事を一緒に見つけてあげられたか、が重要になってきます。

他の友達と自分を比較する事自体は、心の成長として駄目とは限りません。親の言う事を聞かなくなる事も、論理的な思考が出来る様になったともいえます(なんで言う事を聞かないといけないの?など)。そんな時に自分に自信があれば、好きな事が沢山あれば、「自分は出来る」「自分にはこれがある」とふさぎ込む事は無くなります。そして、親はそんな子どもの姿を受け入れる姿勢を持つ事で、力強く乗り越える事が出来るからです。

あなたは10歳の頃何に夢中になっていましたか?私はサッカーの習い事をしていましたが、下手過ぎて激しく劣等感を感じていました(肯定も否定も効果は薄いのです、その状態を受け入れてくれるのが私は安心でした)。でも、自然の中でする昆虫採取や川遊びや星空観察が大好きで、心の拠り所となりました。

しかし、10歳になってからでは遅いのでしょうか?勿論そんな事はありません。逆にキャンプは10歳前後が一番楽しいです(記憶にも残ります)。子どもの興味を引いて、キャンプに行く中で自己肯定感と好奇心、想像力などを育てる事が出来ます。

キャンプで親子のコミュニケーションを最大化する

いかにも抽象的でそれっぽい言葉ですね笑。しかし、キャンプは親の接し方次第で子どもが大きく成長出来る可能性があります。

キャンプの工程に取り組む際、取り組んでいる過程、終えたあとに、親が子どもを肯定する言葉がけをしてあげる事自己肯定感が育ち、今まで経験した事の無い自然との触れ合いの中で好奇心が育ちます。

例えば、キャンプ場で火を起こす為に薪拾いをする~といった場合、

  • 「一人では集められないんだ、〇〇も手伝ってくれるかい?」
  • 「こういう木が良く燃えるんだよ(画像を見せながら)」
  • 「沢山の薪を集める事が出来たね!」
  • 「〇〇は薪を集めるのが上手だよね!」
  • 「次はもっと大きい薪を探して見ようか?」

この様に沢山の言葉がけをしてあげる事が出来ます。

ポイントは、結果だけでなく取り組んだ姿勢や、途中で頑張った事などを評価する事です。そしてその中でも画像や想像とは違った木が落ちていたり、湿っていて燃えなかったりする事で、何故だろう?どうしたらいいのかな?といった事が好奇心を刺激します。

家では経験できない非日常だからこそ、しっかりと子どもに向き合う事でコミュニケーションが最大化できるのです。

自信と好奇心を育てるキャンプのいろは

子どもの自己肯定感を上げて、好きな事をみつける事の出来るキャンプの工程にはどんなものがあるのでしょうか?偏にキャンプと言っても人によって様々ですからね、簡単に一部をご紹介致します。関連する記事のリンクも貼っておきますのでご参考下さい。

自分はこんな事が出来るんだ!と自信になる事

これはどうなってるの?と好奇心を刺激する事

キャンプは親子の距離がぐっと近くなり一緒に出来るのがポイントです。どの瞬間も親が良きリーダーとして、子どもを導き、励まして、受け入れてあげる事が出来ます。そんなコミュニケーションがとれる工程を選ぶのが良いと思います。

おわりに

キャンプを利用した子育てで、10歳の壁をそもそも壁と思わない、または壁にぶち当たっても乗り越える事が出来ます。それは親子の触れ合いの中で、子どもが自分で考え、自分で発見し、自分でやり切る機会を多く経験できるからです。

好奇心が高く、世の中は知らない事だらけと知る事が出来れば、「どうせ〇〇だ」なんて思わなくなるでしょう。「自分に出来る事はたくさんある!」と、自信を持てれば人と比べても落ち込む事は少なくなるかもしれません。

10歳だからって遅い事はありません。子育てのやり直しと思う事もありません。子どもと向き合うコミュニケーションの場を作り、どんどん輝いていける子どもに成長させましょう。