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3. いいことしかない！「超」自己肯定感！子どもと登山

自信が持てる様になって身体が鍛えられて、自然を大切に出来る子に育ったらよく無いですか？

私は子育ての一環としてキャンプをおススメしていますが、キャンプ中に出来るアクティビティの一つに「登山」があります。場所にも寄りますが、同じ自然の中で体験出来る事としてキャンプと登山は密接な関係があるのです。

偏に登山と言えども、初心者向けのハイキングレベルから3000ｍ級の本格登山まで様々です。テント泊をしながらトラバース（頂上に登らずに山腹を横断する事）するなんて事もありますよね。

今回はキャンプ中にも出来る、登山が子どもに与える驚くべき効果をご紹介致します。

登山は子どもの自己肯定感を高める

前提として登山は運動強度が高いです。キャンプもかなり身体を動かしますので、挑戦は計画的に行ってください。

そして、登山を行う事により子どもの自己肯定感が強烈に高まります。その理由に達成感が得られる事と、親に認められる事＝承認、があります。

体力に溢れている小学校高学年位の子どもでも、登山はきつい場合が多いでしょう。きっと日常ならきつい事から直ぐに離脱する事が出来るのですが、登山は「登る」か「下る」の選択しかありません。自分で選択し、きつさを乗り越えて登頂すると、「やった！」「凄いぞ！」「出来た！」といった感情が溢れてきます。

そして道中は親と沢山コミュニケーションをとる事が出来ます。親は「頑張ってるね！」「やったね！綺麗な景色だね！」と、取り組みを褒める、感情に共感する様な声掛けをしてあげて下さい。

今まさに山を登っている行為を認めてあげて、気持ちを受け止めて貰えると、子どもは自分の事を肯定出来る様になります。

道中や頂上の景色は忘れる事が無い

感情が動く事で深く記憶に刻まれて、大人に成った時にポジティブな影響を与える原体験というのがあります。

登山の道中で経験した、

• 思いもよらない動物との出会いや綺麗な自然
• 登頂した時に見た何処までも広がる空と雲
• 平地より少しひんやりとした風に揺れる草木

そこで溢れた感情は景色と共に記憶に留まりやすくて、大人になってもしっかり覚えている時があります。貴方にもそんな記憶はありませんか？思い出すと少し心が温まる様な感じがしませんか?

ふと、大人に成ってそんな記憶を思い出した時に、過去の成功体験がそっと背中を押してくれる時があります。

登山の子どもに良い様々な要素

自然に触れあえる

登山の醍醐味として、美しい自然に触れあう事があります。なにしろ山を登った人しかその自然に触れる事が出来ないのです。

冷たくて綺麗な川で水を浴びる事も出来ますし、山の綺麗な水は飲める事が多いです。標高が上がるにつれて、生えている草木も変化していきます。2000ｍ級の中山になって来ると森林限界を超える事もありますので、なんかファンタジーの世界に来た様な・・そんな眺望を拝めます。

キャンプなども勿論自然と触れ合う純度が高いですが、登山はもう一段上の自然体験となります。子どもの自然への解像度がグッと高まる事間違いなしです！

身体を鍛えられる

山は平坦ではありません、大きな岩や小さな岩、地面に張り巡らされた木の根、鬱蒼と生える草木、そんな中登山をするのですから、長い時間有酸素運動を行う事になります。バランス感覚や瞬発力も必要になりますね！

何度も申し上げてますが、慣れてないとキツイ・・・。私も大人に成ってからの登山で、友人が座り込んでうな垂れてしまった事もありました爆。

しかしそれは、登るお山の選び方と、張り切り方を調整すれば大丈夫。初心者の方は舗装されているハイキングコースなどを選ぶのが良いでしょう。あと、あまりに序盤で気合をいれて登っていると酸欠になって倒れてしまいます。普段運動をあまりされない方は、ゆっくり、ゆっくりとしたペースでウォームアップしていきましょう。

それだけの運動は、公園で遊んだり、学校での体育などでは経験する事が少ないでしょう。登山をすると子どもの身体能力も劇的に鍛える事が出来ます。

一緒に登る人と沢山コミュニケーションが取れる

親の声掛けが大事と前述しましたが、それなりの登山をすると3～5時間は往復で掛かります。道中は他愛もない会話から、時には子どもに励まされてしまったり、親子の信頼関係が深まる時間となるはずです。

あと他の登山客とすれ違う時は挨拶をしましょう。ただでさえ人と会う事が少ない山の中です。たまにすれ違った人と挨拶をするだけで、なんだか仲間意識が芽生えて気持ちが高揚するものです。

山の自然に意識を向けながら感想を言い合あったり、色々なお話をしながら登山を楽しむのが良いと思います。

おわりに

登山での親の声掛けや、達成感が自己肯定感の向上に繋がる理由を知って頂けましたでしょうか。

今回はキャンプと絡めてご紹介しましたが、基本登山を重視するなら単体で行かれるのがおススメです。キャンプ場に散策コースがあれば少し歩いてみる～位が子どもにも丁度良いかもしれません。

子どもとどのお山の登るか計画してみて、今度のお休みにちょっと登山に挑戦してみてはいかがでしょうか！