のびのびと成長する子育て法
子どもが親の思わない所で才能を発揮して、のびのびと成長してくれたら嬉しく無いですか?
こんにちは”キャンプ育”トレーナーのRockです!
子育てをしていると、子どもが将来しっかりと自立して、願わくば社会で躍進出来る様な大人に育って欲しいと思うのが親心かと思います。自立は自分が満たされないと難しい事なので、子どもの幸せにも通じています。
例えば、親の職業とは全然違う仕事で才能を発揮したり。はたまた親に憧れて同じ業種に携わり、自分の方が経験も技術も勝っていると思っていたのに、あっという間に親を超えてしまったり。
子どもの成長は、親の喜びに直結しますよね。そんな姿を見ると充足感を感じるのではないでしょうか。
今回は子どもがのびのびと成長する為の子育て法をご紹介致します。勿論正解とかではありません、一意見としてご参考頂ければと思います。
子どもを「カテゴリ」に当てはめない
それで結論なのですが、ズバリ!子どもを「カテゴリ」に当てはめないです。
見出しに書いてあるよ!
子どもをカテゴリ(分類や区分の意)に当てはめてしまうと、多感な子どもはそれに影響されて育ってしまうからです。
しかし人間は物事を分かり易くする為に、あらゆる事をカテゴライズ(分類)しますよね?
例えば、食べ物のお店でいうと
- 豆富屋さん
- アイス屋さん
- ピザ屋さん
- クレープ屋さん
- おでん屋さん
- 生フルーツジュース屋さん
など分ける事が出来ますよね?
はい、とっても分かり易いですね!そのカテゴリと聞くだけで、売っている物から店の景観までイメージ出来てしまいます。
つまり日常生活上のカテゴリ分けは、とっても便利で大切な物でありますが、子どもに対しては適当では無いと言えるのです。
カテゴリされた子どもはその様に育つ
全てが悪い訳ではありません。期待する事で効果のあるピグマリオン効果もご紹介しています。ですが、親が分かり易いからといって子どもが望まないカテゴリ分けを行うと。日々の声掛けや子ども自身の自己暗示により、そのカテゴリの通りに育ちやすいと言えます。
例えば、
- 大人しい
- 元気が無い
- 声が小さい
- 臆病
- 気が小さい
- 引っ込み思案
なんてカテゴライズされたら子供は溜まったものではありません。他人に紹介される時も、「この子は大人しくて・・」何て紹介される機会が多くなるでしょう。自己紹介と言えば自己紹介ですが、大人にこう言われると、子どもは「そうした方がいいのかな?」と思ってしまいます。
私もそう紹介されて、そう振舞っていた過去があります
では前向きなカテゴリ分けなら良いのでしょうか、
- 元気がいい
- 声が大きい
- 積極的
- 友達と仲良くできる
- やさしい
- 頭が良い
はい、正直前者よりは良いです。子どもは褒められて悪い気がしませんね。ただポジティブに感じるカテゴライズも注意が必要なものがあります。親にそういった期待をされていると、プレッシャーになる事があるからです。
親に頭が良いと褒められたくて、テストの点(結果)だけに執着したり。やさしいと言われたいが為に友達に譲る遠慮がちな性格になってしまったり。
「カテゴリを分ける」は「レッテルを貼る」とも似ています。後者は少しマイナスなイメージを覚えますよね。それを行うとすれば周囲の人間です、子ども時代は取り分け距離の近い親が主になるでしょうから。まだ無限の可能性がある子どもにレッテルを貼るのは、大人以上に気を付ける必要があります。
のびのび育つ秘訣は「自転車の荷台」
ではどうしたら子どもの成長を制限せずにのびのび育てる事が出来るのでしょうか。上記のカテゴリ分けをしないという事は、子どもと自転車を練習している時ハンドルを握らないとイメージして頂ければと思います。
えー、あぶなーい
ハンドルを握らないと転んでしまいますでしょうか、道から逸れてしまいますでしょうか、勿論そうなりますよね。ですがハンドルを握らないという事は自分で進む方向を決める事が出来ます。親がカテゴリのハンドルを切ると、子どももそこに向かってしまうイメージなのです。
そしてハンドルを握らない代わりに、漕ぎ出しの力を荷台を押す事で助けてあげます。「こういう子どもだからこっちの道は行かないだろう」「この子にこれは必要ないだろう」では無く、子どもが興味関心を持った事や、まだ経験もした事が無い事に、親がそっと荷台を押して漕ぎ出させてあげるのです。
勿論、ハンドルを握る必要がある瞬間はあると思います。ですが上記のカテゴリ分けは半永久的にハンドルのアシストが掛かってしまう事になりかねません。優しさと思案をもって自転車の荷台を押してあげるのが良いと思います。
勿論本当の練習時はケガに配慮して行ってください。
おわりに
日常では子どもの状態を表す為に色々な表現を使うとおもいますが、心の中で想うに留めてあげるといいかもしれません。なにしろ私も引っ込み思案や内向的といった過去があり、そんな子ども向けのコンテンツを用意している訳なので、カテゴライズしていると言えばしていますからね。
そこにひっぱられない事だけ注意して、子どもに色々な経験をして貰えば良いと思っています。子どもが「やりたい」と言った事は否定せず、許す限り応援してあげる。「ちょっとうちの子には無理そうだね」、と思っても限定せずにやらせてみる。
そんな貴方の姿勢が子どもに伝わり、のびのびと成長する事で、立派に自立をしてくれると思います。私も全力で応援していますね。