子どもは「歩く」事で体力UP!足を使うキャンプのススメ

子どもが楽しんで遊ぶ中で、体力や自発性を育てる事が出来たらよくないですか?

こんにちは!”キャンプ育”トレーナーのRockです。

昨今は昔より子どもの身体活動のレベルが低くなっていると言われています。運動に代表的な「歩く」という事に関しても、年々子どもの一日の歩数というのは下がってきているそうです。

NHKが30年ほど前に、当時の小学5年生に万歩計を持たせ、朝起きてから夜寝るまでにどのくらい歩いたか調べたデータがある。それによれば、1日に2万2千歩近く動いている。昨年、私が同じ小学5年生を対象に調査をしたところ、1万歩程度であった。

明石 要一 千葉大学 日本文教出版 No.62 平成20年8月 発行 https://www.nichibun-g.co.jp/library/kyoiku/bn062.html

たくさん歩く事で体力の向上は勿論、食欲が沸いたり、質の高い睡眠が取れる様になり、なんと学業や友人関係にもポジティブな影響を与えます。

大人でもよく一日1万歩と言われていたりしますが(最近は8千歩程度が良いとされています)、子どもだと何歩位必要なのでしょうか?ちなみに、大幅な歩数減に危機感をもった東京都教育委員会は、子どもは1日1万5000歩以上歩こう、という目標を立てました。

あなたのお子様はどの位歩けていますでしょうか?今回は「歩く」事の大切さと、なるべく子どもが楽しみながら歩数を稼げる活動のご紹介です。

キャンプ中の身体活動レベルが一定して高い

いきなりのご提案ですが、楽しみながら歩数を稼ぐのにキャンプは最適です。2010年に小学生1~3年生を対象に大学で行われた研究では、キャンプ活動中の子どもの歩数は、普段の平日、休日の歩数を平均して大きく上回っていたそうです。

活動内容にもよりますが、登山を行うプログラムなどは3万歩に近い数字になり他の時間も総じて、中・低程度の強度の活動レベルを維持していたそうです。(キャンプの一日歩数平均は2万歩前後にもなる)

これは体育の授業で走ったりした日よりも、活動レベルが高いとの事です。自分で炊事をしたり、テント生活をしたり、重いものを持ったり、と家ではやらない活動をずーっと行うというのが影響していると言えますね。

さらに一定の人数からなる組織キャンプでは、仲間との協力の中で思いやり協調性も育ちます。そして楽しみながら取り組む事が自発性を伸ばします。沢山歩く事による体力向上と併せて一石四鳥なのです。

参考:組織キャンプ活動中の小学校低学年児童の身体活動量 東山 昌央  井村 仁  引原 有輝  岡村 泰斗

おうち時間の充実により、豊かな身体活動が出来る環境が必要

2020年頃から続く新型コロナウィルスの影響で、子どものみならず大人も著しく一日の歩数が減ってしまったそうです。その間各種エンタメも一気に力を入れてきましたよね(動画サブスクとか)、お家時間が充実した事も追い風となりました。情勢的に仕方のない部分でもありますが、だからこそ夏休みなどの長期休みには子どもをたくさん歩く事の出来る環境に連れ出してあげる事が大切です。

しかし、ただ散歩しようにもきっと子どもは飽きてしまいますよね。そこで上記のキャンプは勿論、

  • 軽くお庭で子どもに手伝って貰いながらバーベキュー
  • 気候が良く時間の余裕があればいつものスーパーに子どもと歩いて行ってみる

などでも、一日の歩数を稼げるのではないでしょうか?

ライフスタイルにもよりますが、大人の平均歩数も減少している昨今、子どもと一緒に沢山歩ける機会を作って行く事が大切だと言えます。

厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、1日当たりの平均歩数は、男性が6,793歩、女性が5,832歩となっており、この10年間では女性が減少しています。

公共財団法人 生命保険文化センター

健康的に歩くにはどうしたらいいの?

子ども時代に歩く歩数が少ないと、体力の低下の他多くのデメリットがあります。とはいえ、子どもに合わせてムリなく歩いて貰う事が大切です。

ムリに歩かせてケガをしたり、身体を動かす事が嫌いになってしまっては困りますからね。

  • 子どもが楽しく活動する中で、歩数を稼ぐ
  • 沢山歩ける為にしっかりと親がケアしてあげる

などの配慮が必要かもしれません。

一日にたくさんの歩数を稼ぐには、楽しく健康でなくてはいけません。キャンプ中でも足元には気を使って活動をしましょう。

足を観察する

幼少期の歩行不足は、足の偏平足浮き指(指の筋力低下)といった症状を起こす様です。普段はあまり見ない子どもの足を観察する事で、歩行不足かどうか分かるという事ですね。

足を観察して上記の症状があれば、子どもの「歩く」行為を一考する必要があるかもしれません。

また、はだしでの活動が多い場合は擦り傷切り傷の有無も確認が必要です。蒸れて雑菌が繁殖しては、痛くて歩く事が出来なくなっていしまいます。

足に合った靴を履く

しっかり足にあった靴を選ばない事でねじれ指や、ハンマートゥー(かかとがのといった症状)になってしまいます。

特に幼少期は直ぐに足が大きくなるという理由から、靴を適当に選びがちかと・・。小さすぎず大きすぎず、指を圧迫しない靴を選んであげる必要がある様です。

便利なものには乗らない

エスカレーター、エレベーターなどは極力避けて歩数を稼ぎましょう。子どもレベルでも、ベビーカーや三輪車の乗りすぎは歩行不足を引き起こし易いとされています。

片道はバスで行き、帰りは歩いて帰ってくる、なんて強弱をつけて歩数を稼げると良いですよね。

参考:2万人を測定してわかった!子どもの成長は足が9割

おわりに

江戸時代では平均して1万5千歩程度も歩いていたらしいです、大体今の3倍位でしょうか。勿論文化が変わってきているので一概に言えませんが、年々子どもの運動能力が落ちてきているデータが多い現状を考えると、ある程度歩く事が体力向上に必須だと言えます。

休日や長期休みの際は、キャンプ公園に、はたまた登山に!?ぜひお子様と歩きに繰り出してはいかがでしょうか。