子どもの自立心を育てる為にキャンプでスマホを置いていく方がいい理由

子どもに対してこんなお悩みをお持ちではありませんか?

家でスマホばかりいじっている
出かけてもずーっとスマホを眺めている
スマホばっかりやっていて将来にどう影響するか不安

こんにちは”キャンプ育”トレーナーのRockです。あなたはキャンプに行くときにスマホを持って行きますか?置いていきますか?もしくはなるべく使わない様にしますか?それともSNSに忙しくしているでしょうか。

2023年のスマホの普及率は89.9%(総世帯)※となっておりほぼ9割の人が所有している事になります。前提として、スマホは最早人間の文化となっています。現代では無くてはならない物という事を理解し、安易に使用を否定する内容ではございませんのでご理解頂ければと思います。

とはいえ、隙間時間があるとスマートフォンを触ってしまう子どもは多いのではないでしょうか。勿論短時間であれば問題無いのですが、長時間の間スマホばっかり触っていると、親としても成長の弊害になるのでは・・?と心配になってしまいますよね。

結論、直接的影響として

  • 視力の低下
  • 睡眠時間の減
  • 悪い姿勢

などが挙げられ、間接的には

  • 学力の低下
  • スマホへの依存

などが研究によって明らかになっています。

勉強をしながらスマホをいじってしまったり、布団で寝る前にいじってしまったり、そうする事で集中力が乱されたり睡眠不足になる事が原因です。また、ネット検索する事で答えが直ぐに見つかったりする事で自分で考える習慣が減る事も大きいと言えます。

親として子どものスマホとの付き合い方使い方を考えていく事は、必ず必要になってくると言えますよね。その上でキャンプ育トレーナーとして、キャンプに行く時位はスマホを手放して過ごす事をおススメしています。

今回は、何故スマホを手放す時間が必要なのかというお話です。

※内閣府の消費動向調査

宜しければ、以下の記事もご参考下さい。

自立心は「主体性」を元に育つ

他人の意見に影響されずに自分の判断で生きていける、「自立心」を育てる事が子どもには必要です。そして、自立心が育つ上で大切になって来るのが「主体性」という考えです。

主体性とは、私の好きな「7つの習慣」という本の中で、人格的成功の為の第一の習慣として「自ら選択して、結果に対して自ら責任を取ること」と語られています。

いきなりそんな仰々しく語られても困りますよね笑。つまり自立した人生を送る為に、自分で判断していく事が大事という事です。

例えば、スマホの中のコンテンツを作っているのは人間ですよね?そしてそのコンテンツには少なからず”お金”が絡んでいるものです。言い方を選ばなければ、使用者をスマホにくぎ付けにする事で1円でも多くのお金を取る事を目的としています。

勿論そればかりではありませんし、SNSなどは趣味や承認欲求の側面も強いと思います。ですが、他人のコンテンツを見ている(見させられている)だけではただコントロールされているだけです。つまり、主体性が磨かれていかないのです。

スマホに「反応させられている」という事実

「7つの習慣」の主体性の項目では、”自分の判断で反応を選択する”とあります。前述の通り、スマホのコンテンツは他人が反応をしてもらう為に一生賢明考えています(このブログだって同じです・・)。次々とコンテンツは流れ込んでくるので、何も考えていなくてもずーと見ていられてしまうのです。

勿論、時にはそんな時間があってもいいのです。ですがそればかりでは他人の影響を受け続けて、自分で判断するという習慣が身に付かないのは明白ですよね。

  • 夜遅くまでYoutubeのゲーム実況を見る
  • 欲しいものは無いけどショッピングサイトを見回ってしまう
  • 気が付いたらSNSをスクロールしている
  • 友達のストーリーなどを残さず見ている

この様な行為は本当に依存度が高く、スマホさえあればいくらでも何時間でも行ってしまいます。なにしろ私も体現しています笑。

「何に反応するか」と言うのを選ぶ事で、自分の影響を及ぼせる範囲をコントロール出来る様になります。なるべくスマホを遠ざける(反応しない)時間を作る事が、成長期の子どもには大切になって来るのです。

実際にスマホが無いとどう影響するのか

そこで何故キャンプなのかという話です。自然の中で非日常を体験出来るキャンプは子どもが成長出来るチャンスが多くあります。何しろ自分から主体的に動いて行かないと、ご飯も寝床もありませんからね。

意外とやる事が多くて、スマホの存在を忘れてしまう瞬間もあるでしょう。そしてスマホを置いていく事で、

  • 親や友達とゆっくり交流する事が出来る
  • 火の暑さや虫の鳴き声などをじっくりと体感出来る
  • 身体を動かす事で体力がつく

普段触れ合わない自然の中で、好奇心がびんびん働き、どんどん行動する意欲が湧いてきます。そこにスマホの存在はいらないんですね。スマホを持ち始めると、なかなか日常で手放す瞬間が少ないのいn気が付くと思います。なので、キャンプ時はあえてスマホなどの電子機器から離れる事がおススメなんです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。他人の影響されず自分でしっかり判断出来る子どもを育てて行く為に、キャンプ時はスマホを置いていく事がおススメです。相対的にキャンプでの成長効果を高める事に繋がりますからね。

勿論日常でも、使う時間を決めたり寝床には持ち込まないなどの工夫があるとより良いと思います。

子どもが少しスマホに触れすぎているかな・・と感じていたら、スマホを持ち込まないキャンプ、実践を検討してみてはいかがでしょうか。