引っ込み思案な子どもの自立心が育つ!たった1つの方法

お子様のこんな性格にお悩みではありませんか?

自分から「こうしたい!」と主張する事が少ない
直ぐに人の後ろに隠れてしまう
家に居てばかりで外に遊びに行く事が少ない

こんにちは!”キャンプ育”トレーナーのRockです。

私も子どもの頃引っ込み思案でしたのでよく分かります。自分に自信が無かったり大人に否定されたりした経験が、好奇心や行動力を低下させてしまうのですよね。そんな子どもに必要になってくるのが自立心の成長です。

自立心は幼児期に育つのが大事とされていますが、当然大人に成るまで重要な要素と言えます。言葉の定義的には、他社に依存する事なく自分の力で生きていくという事になりますが、私は個人的に自分の人生を幸せに生きる力でもあると考えるからです。

他人の影響を上手く利用できれば良いのですが、自分で「こうありたい!」という芯がなければ、幸福感はブレやすくなってしまいます。

例えば「SNSなどを見て他人と比べて劣等感を感じてしまう・・」なんて事は結構多いのではないでしょうか。SNSが良い悪いはさておき「自分の幸せはこれ」とブレない芯があればSNSを見ても影響を受ける事は少なくなります。

有名な自己啓発本、「7つの習慣」の中でも、人生の理想的な状態として”相互依存”を挙げていて、そこに至るには自身の”自立”が欠かせないと書かれています。引っ込み思案は悪い状態ではありませんが、そうなってしまう理由を知り、少しずつ子どもの自立心を育てて行けると良いですよね。

冒頭固苦しくてすみません。今回は子どもの自立心を育てるたった一つの方法というお話です。

子どもの自立心を育てる方法は・・「ソロキャンプ!」

ブラウザバックしないで!

「いやいや、そんなの大人でも大変なのに子どもが出来る訳ないじゃないか!」「キャンプすらやった事も無いのに非現実的だ!」「子どもだけなんて危険だよ!」と、お声が聞こえてきます(;’∀’)。

ごもっともなのですが、前提として自立心は一日にして育つものではなく少しずつ段階的に育って行く事を知って置いて頂きたいのです。なのでここで言う「ソロキャンプ」というのは目的ではなく、あくまで手段として目標化しています。

ソロキャンプは大人でも大変と思いますよね?そうなんです、衣・食・住、全部自分でやらないといけないので大変なんです。なので裏を返せばソロキャンプが出来るという事は、全部出来る様になっているという事なんです。

  • 火起こしからして、料理を作れる様になった
  • テントの設営が出来る様になった
  • 片付けもちゃんと出来る様になった

つまり自立心を育てる目的の為に、手段としてソロキャンプを目標にする事で、意識的に日々の子どもの成長を促せるという事なのです。

ソロキャンプは自立心を最大化させる

とはいえ、単にソロキャンプと言っても何が子どもに良いのでしょうか?おじさんが一人の時間を悦になって楽しむもんじゃないのか?と思われますよね。大人にとっては、自分の時間・道具・料理などに舌鼓する時間ですが、子どもからしたらスケールが違います。当たり前ですが普段は親に強烈に依存している状態なので、大冒険になるのです。

自立心を育てる上でポイントになる環境として、

  • 教えてくれる人がいない
  • 自分で考えないといけない
  • 自分がやらないと誰もやってくれない
  • 何でも自由にやる事が出来る
  • 最後には全て受け入れてくれる大人がいる

などが重要になってきます。

そしてソロキャンプはその全てを満たしています。家では常に誰かが指示(教えて)くれますよね?大人が何でもやってしまう瞬間も多いのでは無いですか?あれ駄目これ駄目とつい言ってしまいませんか?躾もありますので当たり前の事なのですが、子どもをコントロールしようとする割合が多すぎると自立心は育ちにくいのです。

引っ込み思案になってしまう理由に思い当たる事はありませんか?

勿論、いきなりソロキャンプをやれなんて無理に決まっています。なので将来的にソロキャンプを立派に行う子どもをイメージしながら日々接してあげるのがコツになります。

実際にソロキャンプをやるには

「なんとなくソロキャンプが自立心を育てるのは分かったけど、さすがに無理でしょ」「子ども1人なんて危なすぎるワロタ」と思われるますよね、実際そうです。いくら逞しくなってきたとは言え、小学生位の子どもを一人でキャンプ場に行かせるのは親の責任として選択しにくいです。

昨今親がいてもキャンプ場の事件が騒がれていますから・・、気を付けないといけません!

そんな時におススメなのが、

  • 庭ソロキャンプ
  • 親子ソロキャンプ

です。

庭ソロキャンプ

お家又は親戚のお家に、大きなお庭があればそこでキャンプをする方法です。親の目の届く範囲で自分たちが管理出来る環境なので、安全にソロキャンプを行う事が出来ます。

ちょっと大人が見本として楽しむ姿を見せ、少しづつキャンプの工程が出来る様になってきたら、勧めてみると良いかもしれません。その際周りの大人があまり干渉しないように注意は必要ですね。

庭でも案外遠出したような感覚を味わえるので楽しんです!

親子ソロキャンプ

少し特殊ですが、親子で別々のテントで過すソロキャンプです!親は隣のサイトか同サイト内で(キャンプ場によります)子どもを見守る事が出来ます。

でも勿論、設営や食事は自分でやる!寝るときも別々ですよ!でもお互い近くにいるのでお互いが安心ですよね。

出来ればキャンプ適地とかより有料のキャンプ場なんかでやるの方が、夜のおトイレなどは安心かと思います。ちなみに建設中のキャンプ育専用「きやまのキャンプ場」では、親子そろキャンプを推奨しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。引っ込み思案等の性格の原因となるのは、半分は遺伝、半分は育つ環境だと言われています。実際にソロキャンプを行わずとも、ソロキャンプが出来る状態を自立心が高い状態と認識する事で自立心を育てる事が出来ます。

誰にも頼らずに出来る  一人で出来た経験を多くさせる

自分で考える → 直ぐに親が教えない習慣を作る

後片付けをしっかりやる → 他人や自然に対するおもいやりを教える

ソロキャンプが実際に出来る様になる頃には、引っ込み思案な性格はどこ吹く風、かなり自立心が育っているという指標になります。勿論今のままでも最大限幸せであろうお子様ですが、少しでも人生を幸せに生きて行ける為のお役に立てれば幸いです。