子連れでなんて二度と行かない!キャンプの辛い事6選

子連れでキャンプに行きたくても、「大変じゃないかな?」「どんな事に気を付ければ良いのかな?」と不安に感じる事はありませんか。

こんにちは!”キャンプ育”トレーナーのRockです。

キャンプに行っても、大変な思いをして次は行きたく無くなってしまうと残念ですよね。そうならない為にも、今回は子連れキャンプでの辛い事6選をご紹介致します。少し強いタイトルになっておりますが、くれぐれもネガティブキャンペーンではありません!あらかじめ知って頂きたいのです。

私はキャンプで子どもの自立心を育てる専門家ですから!

例えば、砂漠の中にオアシスを見つけて喜んでも、オアシスの泉が干上がっていたら絶望してしまいますよね?期待に対して現実がかけ離れていると人間はよりシビアに受け止めてしまいます。

つまり予め起こる事を想像しておくと、いざキャンプに行った時に「辛い」と思わずに済むという事です。特に子連れとなると子どものケアも必要になってくるので尚更です。是非ご参考にして下さい。

そもそもキャンプは大変

こう言ってしまうと気持ちがそっちに引っ張られてしまいますが、基本、キャンプは大変と思ってください。何故ならそれを楽しむのがキャンプだからです。当たり前ですがホテルに泊まるのとは訳が違いますからね。

トイレや洗面台は近くにありませんし、エアコンも付いていません。食材の管理もシビアになります。マットやシェラフ(寝袋)をしっかり選ばないと眠れないかもしれません。

普段無意識で出来る事に、一つ二つ工程が増えてきます。準備や撤収の時間も考えて、子ども達と何をしたいか、先に想像しながらキャンプ道具を選んだりすると良いかも知れません。

過程を楽しむ心構えを持って

ポイントは、「不便を楽しむぞ!」と意気込む事です。辛い事が起きた時の反応は自分で選ぶ事が出来るからです。家での準備やテント設営、サイトの片付け、帰ってからの片付け、など、実はキャンプ場で椅子に座っている時間より、ひっきりなしに動いている時間の方が多いかもしれません。

子どもがいれば尚更です。目まぐるしさと暑さで体力の限界を迎え、ダウン・・なんて事は避けたいですよね笑。

家での準備から、帰って来ての片付けまでがキャンプです。キャンプ場で椅子に座ったり横になっている時間=楽しい。それ以外=大変。と反応してしまっては勿体ないですよね。どんな困難があっても家を出発してからの時間を全て”楽しむ”心構えを持つのがおススメです。貴方のそんな姿は、子どもに、家族に伝わり、皆が楽しめる雰囲気を作ってくれるはずです。

キャンプの辛い所6選

早速キャンプの辛いところを6選ご紹介致します!

あくまで私の主観なのでご理解下さい。

あと、対処法も簡単にご紹介していますので、お気軽にご覧ください。

①キャンプ場の予約が取れない

キャンプ場によっては全然予約がとれません。子どもの遊ぶところがあったり、お風呂があったり、施設が充実している高規格のキャンプ場は特に人気です。

家族でキャンプを~と思い立っても、土日の空きは二ヶ月先なんて事もあります。

管理棟だけあるシンプルなフリーサイトのキャンプ場に込み具合を聞いたり、穴場のキャンプ適地(トイレ必須)などを見つけるのもいいかも知れません。また田舎に住んでいる知り合いが土地を持っていたら、そこでやらせて貰うのもいいかもです。

②暑い

キャンプって何となく夏のイメージですよね?はい、昔はそうでした。今、ハイシーズンは春と秋です。何と言っても過ごしやすい気温だからです。私が子どもの頃よりも夏はより暑くなっている気がします。

気象庁のデータによると2003年の8月の月平均気温は26.0℃、2023年の平均が29.3℃です。

え、とっても暑くないですか?

そんな中夏にキャンプに行くとなると、灼熱の太陽の下汗だくで準備・・、子どもがいると迂闊に外で遊ばせても置けません。なるべく涼しい高原のキャンプ場や川のあるキャンプ場。電源付サイトを選んでスポットクーラーを使ったりして凌ぐしかありません。バンガローやコテージ泊も選択肢になるでしょう。

③虫多い

当たり前ですが、キャンプ場には虫が多くいます。広いキャンプサイトよりも林間サイトなどだと、より沢山いると思います。何しろ虫は人肌や灯に寄ってきます。さらに夜にランタンなど点灯させていると、カナブン、蛾、ハチ、カミキリムシ、色々な虫が集まってきます。

夏場は蚊などの対策の為に、香取線香や肌に散布する虫避けは欠かせません。あと、”おとり”として虫を集めるランタンなどを少し離れた所に配置するなどの対策が必要です。

子どもなら虫に抵抗が無い場合が多いので問題ないかもですが、怖がる様でしたら大変かもしれません笑。

④混んでいる

前述しましたが、キャンプハイシーズンの春、夏、秋はとにかくキャンプ場は混んでいます。人気のキャンプ場は2ヶ月先まで土日は予約でいっぱい!なんて事はざらにあります。昨年位までのブームで一気にキャンプ人口が増えたのも要因です。

ようやくキャンプ場に行けたとしても、テントでいっぱい・・なんて光景が広がっています。子どもがいると走り回りますよね。隣のテント区画に入ってしまったり、夜に騒いで迷惑になってしまったりする事もあるかもしれません。

お仕事の関係上難しい所もありますが、平日に行くのがおススメです。あとは出来たばかりであまり認知されていないキャンプ場などです。また休日でもフリーサイトを選んで人気のエリアを外す事で、割と空いている場合もあるでしょう。

⑤トイレが遠い

子どもは夜トイレ行くのが怖いです(私は怖かったです・・)。キャンプ場の性質上トイレが少し離れた所にあるのが普通です。昼間は良いのですが、夜の消灯後は真っ暗・・何て事もあります。大人がついて行かないと怖いと思います。

キャンプ場を選ぶ時にしっかりとトイレの場所を確認するのが大切です。夜の灯の具合などを写真などで見ておくと安心かもしれません。

⑥テント設営で疲れる

テント設営は慣れていないと大変です。ましてや子育て世代だと頻繁にはキャンプに行けません、初めてのテントを設営する~、などの場合もあるかもしれません。1時間位、四苦八苦しながらやっとテントを設営しても、子ども達は飽きてだだをこねてしまっている。となっては、疲れるばっかりですよね。

予め庭などでテント設営は予習しておく設営のし易いテントを選ぶ(ワンタッチテントなど)等、最低限のテントを持って行くのがいいでしょう。大は小を兼ねるのですが、大きい立派なテントは持ち運びと設営に苦労してしまいます。

終わりに

いかがでしたでしょうか。経験者様にとっては普通の事だと思いますが、まだ子連れキャンプに慣れないと理想と違った時に辛い思いをしてしまうかもしれません。そうなってしまわない為にも今回あげた6選をご参考にして下さい。

でもキャンプは非日常の困難を乗り越える事で子どもの自己肯定感が上がる側面があるのです。帰ってきた時に「大変だったけど楽しかったね!」と、子どもと笑って言い合えるキャンプライフをお送り下さい!