子供がやる気を出す言葉がけ3つのポイント

こんにちは、「自立心が育つ」キャンプの学校、キャンプ育トレーナーのRockです。

こんなお悩みはありませんか?

普段から仕事が忙しくてなかなか一緒に遊んであげられていない、今日は何処かに遊びにつれていこう。内向的で家にいることが多いから元気に外で遊ぶ子供になってほしい。でもそんな大人しい子供が外で遊ぶのを好きになってくれるにはどんな言葉をかけるのがいいのだろうか。

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こんな事を感じている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。せっかくなら効果的な言葉がけで子供の成長を促してあげれたらいいですよね。

言葉がけがもたらす効果は思っているよりも大きいです。結論一番長く接している親との会話は成長に大きく影響を与えます。

子供時代の親の言葉って絶大ですからね、僕も父親や母親に言われた言葉や話した会話は断片的ですが覚えています。

子どもは毎日の生活の中でたくさんのことを感じ取り、成長していきます。 遊んでいるときや親子で会話をしているときの言葉がけには、子どもの内面を豊かにし、心の成長を後押しする機会がたくさんあります。 見えないものやことを言葉で表現する楽しさを体験することで、豊かな心を育みます。

上手な「言葉がけ」で高める子供の自己肯定感/小学館の幼児教室ドラキッズ
https://dora-kids.shopro.co.jp/manabi-door/2020/05/post-7.html

私たち自身も親や周囲の人間の言葉がけで育ってきているので、ついいつもの口調や喋り方の癖で話してしまうのですが「タイミング」や「間」を意識して話す事が重要になります。

この記事ではそんな言葉がけのポイントを3つキャンプ育バージョンで具体例として紹介致します。

言葉がけのポイント

子供のやろうとしている事の先を言いすぎない

(例)

キャンプでテントを立てるときのワンシーン

父親「〇〇、キャンプで寝泊まりするにはテントを立ててみよう。」

子供「うん、やってみる。」

父親「まずは、(省略)してやってみるんだ。」

子供「やってみる。」

父親「ただポールはこれから使わなきゃだめだ。」

「場所はここに立てなきゃだめだ。

「そんな順番じゃあだめだ。

「時間がないから急いで立てるんだ。

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ついついこのような口出しをしてしまう事がありますよね。当然危険を伴う事がありますから正しい手順を教えて一緒に行うのは最善です。ただ大人の頭にある完成図を子供に押し付けてしまい、行う前や最中に注意をしたりしてしまうと、正解が一つだと思ってしまい自由な想像力が育ちません。

転ばぬ先の杖という言葉があります。

いざという時でも安心なように、用心して手を打っておくことのたとえ。 また、そのために準備しておくもの。

コトバンク

それ自体はとても大事なことですが子育てにおいてはそれに限った事ではありません。

親がしっかり感想を言う

(例)

キャンプ料理を一緒に作った時のワンシーン

父親「火加減が難しいな、ちょっと焦げちゃった、悔しいなぁ。

父親「料理楽しかったね!特に〇〇(子供の名前)の焼き方は上手かったね

父親「ん、美味しい!これは炭火で焼いたからきっと美味しいんだね!

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ポイントは、大袈裟に言う事です。

あと素直な感想を言った後、起因する具体的な行動を言う事です。

子供は親の反応をよく見ています。

親が素直な気持ちを口にすることで子供も安心して自分の気持ちを口に出せるようになります。

「親の背を見て子は育つ。」

言葉をかけすぎない

いやいや、言葉がけが大事って言ってきたのに何をいっているんだろうと思いますよね。

確かにそうなんですが言葉をかけすぎない事も大事なんです。子供は遊びや作業をしている時、集中している時、声をかけられると自立心の発達を阻害してしまう場合があります。

子どもに口出ししないことのメリット

『子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気』(幻冬舎)などの著者である岸見一郎氏によると、親は口出しをするのではなく、見守ることに徹して「子ども自身が『これをやろう』と決意し、自ら動き出すのを待つ。そして親は子どもに指示してやらせるのではなく、子どもがやろうとしていることを援助する」ことが大切なのだそう。そうすることによって、子どもの自立心自分で生きていく力が育まれるといいます。

引用元:こどもまなび☆ラボ

一般的に褒める様なポジティブ声掛けは子供の自己肯定感を高めます。

ですがそれもタイミングを間違えるといい効果を生まない場合があるのですね。

焚火に火をつけるときのワンシーン

子供「(一生懸命薪に火をつけようとしている)。」

父親「あーまだ薪を置くのは早いね。

父親「早く火をつけないとね。

父親「それでは火がつかないよ。

父親「お!ついてきた、やったね!。

一見、アドバイスをして感情を共有している様に感じませんか。

でも子供の考えを引き出すでもなく、行動を急かしてしまったり感情を強制してしまうこともあります。

子供の成功や失敗を見ているとつい言葉をかけたくなるのですが、時にはじっと集中する子供を見守る事が子供の自立心を育てるのに有効な時があります。

場面で言葉がけを意識してくださいね。

まとめ

いかかでしたでしょうか、子どものやる気は親の言葉がけがかなり影響します。子どもからしたら親はとても大きな存在ですし、先入観の無い子どもに言葉はストレートに入っていきますからね。

  1. 子供のやろうとしている事の先を言いすぎない
  2. 親がしっかり感想を言う
  3. 言葉をかけすぎない

普段から考えながら喋るのは大変ですが、様々な工程があるキャンプは言葉がけを意識して行う絶好のチャンスです。

言葉がけを意識して外で元気に遊びまわる子供に育って欲しいですよね。