キャンプの「めんどくさい」をサヨナラする方法

キャンプに行くのがめんどくさいと感じた時に、心構え一つで楽しみに変わったら良く無いですか?

こんにちは!”キャンプ育”トレーナーのRockです。

キャンプは楽しいのですが、準備に移動に、時にめんどうに感じる事もあるかと思います。何しろ荷物も多くなりがちですからね。

キャンプ飯の仕込みを前日にやらなければならなかったり、子どもの準備に時間が掛かったり、また現地に着いたら雨に降られてしまったり・・。

まぁそれを言ってはおしまいなのですが笑

私もキャンプは大好きなのですが、同時にかなりの出不精でもありますのでよ~く気持ちは分かります。今回は、そんなキャンプがめんどくさい時に役立つ心構えというお話です。

以下の記事も、子連れキャンプの辛い事という視点でお話していますので、よろしければご参考下さい。

未来を想像せず、目の前の事を楽しむ

心構えひとつでめんどくさく無くなるのならわけないですよね。でも思い出してみて下さい、あなたが子どもの頃、毎日目の前の事を全力で楽しんでませんでしたか?宿題をやっていなくてもそこまで不安にならなかったはずです。それは大人になった私達にも大切な視点となってきます。

  • 将来起きるかもしれない事を考えるのを辞める
  • 過去から億劫な経験を引っ張り出さない

キャンプがめんどくさくなる理由に、大人は「ある程度起こる事を想定している」という要素が大きいのです。毎回初めてかの様に、意識的に真っ新な気持ちでキャンプに取り組むというのがめんどくさく感じるのを回避するポイントです。

キャンプの目的は何か?

めんどくさいと感じてしまう理由に理想との摩擦があります。つまり、「こういう状態がキャンプ」「これこそ映え」「チルアウト!」という一瞬を切り取った様な場面を目的としていると、それ以外の瞬間が色あせてしまいます。

勿論それは悪い事ではありませんが、どうせなら楽しめる時間が長い方が良く無いですか?それを防止するために、当日の準備や設営は勿論、あらゆる想定外を含めて「キャンプ」と割り切る心構えが必要になります。

めんどくさい瞬間

では実際にキャンプにはどんな「めんどくさい」があるのでしょうか。勿論、こんな想像や経験を思い出さない様にしましょうと言うアンチテーゼです。だって起こる可能性は0%では無いのですが、1%か2%かもしれません。その度に「めんどうだ」と思ってしまっては勿体ない!

例えば、子どもの頃初めて連れていって貰ったキャンプの様に、全てが遊びの対象という向き合い方が出来るといいですよね。

なにも脅かす訳では無く、これも全てキャンプの楽しみだと思って頂きたい一心です。かなりの出不精の私の視点でご紹介致します。

予約

人気のあるキャンプ場は直ぐに予約でいっぱいになります。家族の予定と合わせるのに一苦労、といった場合も多いかもしれません。

準備

キャンプ道具を積んだり、キャンプ飯の下ごしらえをしたり、道を確認したり、意外と事前にやる事が多いのがキャンプです。

移動

近場なら良いですが、キャンプ場は得てして自然の中にあるものです。県外の山奥まで車で2時間~なんて事もざらかと思います。現地に着いたら疲れていた・・なんて事にならない様にしたいですね。

位置決め

予約サイト以外だと、迷うのがテントの位置決めです。風の向き他人との距離管理棟との距離日当たりなど意外と悩む事が多いかもしれません。

予報が晴れでも、ゲリラ豪雨などに見舞われる事もあるでしょう。濡れない様にタープ内に道具や食材をおいたり、テントにもスカートが付いていないと浸水してしまうかもしれません。あと、道具を乾かす事も必要になりますね。

寒い

秋や春も夜はグッと冷え込みます。また冬はキャンプハイシーズンとはいえません、かなり寒くなるからです。防寒性能の高いシェラフストーブなどの道具が無いと、寒くて眠れないという事もあるかもしれません。

暑い

キャンプ場にもよりますが、真夏も暑すぎて危険です。扇風機等では凌ぎきれないでしょう。子どもがいる場合は熱中症も要注意です。

寝れない

ドキドキわくわくして眠れないのならまだ良いですが、いつもの布団やベッドでは無いので、寝れないという事もあるかもしれません。しっかりとしたマット、もしくはコットを用意したい所です。

虫がいる

冬以外は虫がいます、特に初夏から晩夏にかけては蚊との闘いになります。虫の苦手な方は覚悟が必要かも知れません。

トイレが遠い

場所によってはトイレが遠い場合があります。まして、就寝時間だと道が暗いという事もあります。子どもが一人で行くのには気を付ける必要がありますよね。

お風呂が無い

温泉やシャワーのある施設も多いですが、最低限の設備しかないキャンプ場ではお風呂に入れない場合もあるでしょう。汚れなどを気にされる方は、入浴設備のあるキャンプ場を選ぶ必要があるでしょう。

騒音

キャンプ場の民度にもよりますが、例えば近くのサイトの人達が夜まで騒いでいたりしたらキャンプを楽しめなくなってしまいますね。それはまた自分達もしかり、子どもの声などに気を使わないといけない場面があるかもしれません。

※これは事前に周囲をしっかり観察して、避けた方が良い事です。場合によっては事前にキャンプ場に聞いてみるのも良いと思います。

片付け

キャンプ場は大体10時~11時にチェックアウトになります。それまでに道具や炭やゴミを片付けないといけません。計画的にやって行かないと、ドタバタの撤収劇になってしまうかもしれません。

おわりに

キャンプは非日常を楽しみ困難を乗り越える事が子どもの成長につも繋がります。なんとなく大変でも出来た事ってずーと覚えていませんか?

真っ新な気持ちでキャンプに行きつつも、「めんどくさい」に出くわしたらそれもキャンプの一部と切り替え、子どもと楽しみながら乗り越える。

一通り起こりうる「めんどくさい」を確認したら、一旦全て忘れて童心に帰るつもりで子どもと楽しむ姿勢が大切なのですね。