子どもルール5選!「社会性が育つ」キャンプ
上手く行かない事があると拗ねて泣き出してしまう
友達に攻撃的な言葉を掛けてしまう
友達の話をほとんど聞かない
こんにちは!”キャンプ育”トレーナーのRockです。
子育て中のあなたなら、こんなお悩みもあるのではないでしょうか。集団で上手くやっていく能力を社会性と呼びます。この社会性を子ども時代から育てる事で、将来会社などのコミュニティで活躍できる大人になるでしょう。
何処へいっても他人との付き合いは必要になりますよね、人間完全に一人では生きていけないからです。例えば社会性が育っている子どもは、他の子のはなしをしっかりと聞く事が出来ますし、自分の意見も伝える事が出来ます、協調性があるとも言えますね。
社会性が育つのは、0~3歳位だと親との関わりの中、4歳~からは家庭外の環境となります。大人になった時に苦労をしないように。。と言うと大袈裟ですが、出来れば子ども時代から育って欲しいことですよね。
目次
なぜ社会性?
社会性があるというのはどういった状態なのでしょうか?それは、責任感や協調性があるというとも言えます。
責任感とは。。
自分で決めたことは最後までやり通す、それが責任感。
大人になったときに発揮できる意思や能力に関係する責任感です。社会で活躍するにはどんな仕事でも最後までやり遂げる必要があります。それは大人になっていきなり身につくものではなく、子供のころから自分で決めたことは最後までやり通す経験が必要になります。
武学塾 http://bugaku-juku.com/children-sense-of-responsibility/
特に子ども時代の環境は、その後の成長に大きく関わってくるのですね。。。
子どもの潜在意識は、6歳ごろまでにどんどん情報を吸収していくといわれています。良い情報も悪い情報も、区別なく蓄積されていくのです。そして6歳以降は、それまでに溜め込んだ潜在意識をもとに考えたり、行動したりするようになります。
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つまり幼い頃から協調性や責任感を育てるには、環境を変えてあげる事が大切になります。もちろんお家でのルールや親との会話の中で育つ部分も多いのです。でも4歳~の子どもにはお家以外での人間関係を経験してもらうのが良いのです。
例えばダンス教室、サッカー教室などの習い事なども効果的かと思います。大人になった時、自立して生きて行く為にも社会性は大事になってきます。
キャンプで育てる社会性
私がおススメするキャンプ育では、多くの事に挑戦します。テント設営やキャンプ料理で他人と協力する事により協調性が育つ。キャンプ場のルールをしっかり守る事で責任感が育ちます。家だと協力しなくても家事などの役割が決まってたり、ルールがあっても曖昧だったりしませんか?
あとキャンプは一つ一つにルールがあって、それは「当たり前」と思われる事が大半なのですが、意外と大人でも出来てない事が多いのです。
責任感を育てるには、ルールを守る事が必要になってくるのですね。
今回は子どもの社会性に大切な、責任感を育てのに役立つの「キャンプ場のルール5選」をご紹介致します。
キャンプで守るべきルール5選
キャンプで出たごみはしっかりと処理する
家ではゴミが出たらゴミ箱に捨てますよね、キャンプの際もゴミは出ます。ゴミの処理に関しては、管理されているキャンプ場であればルールが決まっています。
例えば、
- ゴミはしっかりと分別して捨てる。
- ゴミは持ち帰る。
- 灰はきちんと集めて指定の場所に捨てるか持ち帰る。
- ポイ捨ては禁止。
などですね。
はい、そうです。これってキャンプ場以外でも当たり前の事ですよね。私はよく車の運転をするのですが、よく通る道路の広く取られた停車スペースとかにゴミが散乱しているのをよく見かけます。これほぼ大人がやっているんです、そのごみは誰が片付けるんでしょうか?責任感があるとは言い難いですよね。
キャンプ場は皆が使う場所です。次の人の事を考えたりキャンプ場の人の事を考えたらポイ捨てなんてしないはずです。しっかりと大人がルールを守り子どもに教えてあげましょう。
夜や早朝は静かにする
キャンプはいつもとは違う所で過ごすので、やっぱり気分が高揚して楽しくなります。子どもはついはしゃぎすぎてしまう時もあるでしょう。
キャンプでの消灯時間は人それぞれですが、大体20時を過ぎたら声も気持ちひそひそ声にした方がいいでしょう。22時を過ぎたら明るいランタンなどは消すのがいいですね。(優しい暖色の光ならいいかも知れません)
何故、静かにしなきゃいけないのでしょう?それは、近くに他のキャンパーさんがいるからですね。山奥のプライベートキャンプ場なら話は別ですが、早朝や深夜は寝てる人もいればゆっくりと過ごしている人もいますよね。
私は学生時代、夜遅くに花火をやって警察に声をかけてもらった事がありました。
キャンプの楽しみ方は人それぞれです、しかし子どもではまだそういう考えが無いのは当然かと思います。親がしっかりと周りの人への配慮を教えてあげたいですよね。
他人のサイトに入らないようにする
キャンプにおけるサイトとはテントを設営する「拠点となる場所」の事です。
- 区画サイト
- フリーサイト
と種類があります。
それぞれの特徴を大まかに言うと、
- 区画サイト:ロープや杭などで区画が仕切られている。
- フリーサイト:好きな場所にテントを設営出来る。
となっています。
気を付ける事は、区画サイトだったら仕切りの中には入らない事。フリーサイトだったら相手のテント内が見える位置や、何をしているか確認できる位置まで近づかないのがいいと思います。
家での感覚を考えてみてください、敷地内で人が歩いていたら違和感を覚えますよね。キャンプ場でも同じ事が言えます。子どもが楽しくて走り回ってしまうのは大いに結構なのですが、しっかりと周りへの配慮をしましょう。
自然を大切にする
自然っていいですよね、1/f揺らぎという人を癒すリズムも流れています。自然に囲まれたキャンプではその恩恵を沢山受ける事と思います。なので、それを汚して帰るのはいけませんよね。
具体的には、
- 焚火をした後の灰などの処理
- 鉄板を洗う洗剤はなるべく環境に配慮した物を使う
- 焚火でプラスチックやPETなどを燃やさない
- むやみに草木を荒らさない
などです。
私は昔、川でキャンプをしている時に綺麗な川でBBQで使った油まみれの鉄板を洗剤で洗っているキャンパーさんを見たことがあります。
知らなかったでは済みませんよね。。親としてキャンプで存分に楽しむからには、しっかりと自然を大切にする事を子どもに伝えていきたいですよね。
一緒に過ごした家族に感謝をする
これはキャンプ場のルールに無いと思います。が、キャンプ育オリジナルのルールです!キャンプはテントはったり、料理をしたり、片付けをしたり、色々な工程がありますよね。その都度子ども(パートナーもしくは友人)に多くの感謝を伝える様に意識してみてください。
「ありがとう」ですね。そんな事普段でも伝えているという貴方、素敵です。
アメリカのミシガン大学などで長年ストレスについて研究してきた医師、高橋徳氏によると、人に感謝することで「オキシトシン」という脳内物質がどんどん出るのだそう。俗に「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンには、以下のような効果があると言います。
STUDY HACKERhttps://studyhacker.net/3minutes-15-thanks
- 自律神経を整える
- 免疫力を高める
- ストレスをなくす
- 脳の疲れをとる
非日常の中で相手に伝える言葉は普段よりも伝わります。また感謝を伝えられた相手は、「自分を認められている」という感情が沸き自己肯定感が高まります。是非感謝を沢山伝えて、幸せホルモンの分泌を促してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。子どもが友達の中でしっかりと意見を言えたり、相手の話をしっかり聞ける様になる為に社会性の成長は不可欠です。特にキャンプでルールをしっかりと守りながら楽しむ事で、社会性に大切な責任感が育つのですね。
大人で考えれば簡単です。上の様な事が出来てない人は、とても責任感がある協調性がある~とは言えませんよね?
- キャンプで出たごみはしっかりと処理する。
- 早朝や夜は静かにする。
- 他人のサイトに入らないようにする。
- 自然を大切にする。
- 一緒に過ごした家族に感謝をする。
がみがみ~と言うのではなく、大人がルールを守り優しく諭しながら子どもに教えていけると良いですよね。ぜひ、友達の輪でも活躍出来る子どもをキャンプで育てていきましょう。