子育てに自信がなくても「今」できること
自分に自信のある子どもに育つ事で、親も子育てに自信が持てたら良く無いですか?
こんにちは!”キャンプ育”トレーナーのRockです。
子育てをされているあなたであれば、一度は「このままでいいのかな?」「正直自信が無いな」と思う事はあるのではないでしょうか。なにしろ親の子どもへの接し方が、成長に影響するからですよね。
勿論私もそうです。色々な本やネットの情報を見たり先輩の意見を聞けど、子どもは一人一人違います。参考にはなれどそれでは解決しない事の方が多く、時に悩んでしまいますよね。
今回は、子どもの自信を育てる事で、親も子育てに自信が持てるというお話です。
私程度の若輩が偉そうに語れる事ではないのですが、あくまで私はキャンプ育のプロという視点でお話していますので、ご容赦下さい。
参考:「反応しない練習」草薙龍瞬 著
子どもや自分を「判断」しない
先ず、ブッダが提唱した物事を「判断しない」というのが大切になります。
仏陀(ブッダ)はお釈迦様とも呼ばれる仏教の偉い人です
何故なら、子育てに「自信がない」と判断してしまっている原因も「判断」である可能性が高いからです。
例えば、
- この子は元気がない
- 自分は子育てが下手
- 上手く接する事が出来ない
- 言う事を聞かなくて乱暴な子どもだ
- すぐ泣く、泣き虫だ
自分や子どもに対してこんな判断をする事はなしでしょうか。
そのような「判断」が、結果的に自分の「子育てに自信が無い」という判断に至っているのです。ただ、「判断」する事自体が人間にっては快楽と言われています。気を付けていても周囲の「判断」に影響されたりしてしまうかもしれません。
でも実際はその状態が事実なのか、未来まで続くのか、そんな事は誰にも分からない事のはずです。勝手な「判断」で苦しむのはつまりませんし、子どもにも良い影響は与えないといえます。
唯一自信となるのは積み重ねの結果だけ
自信ってどうしたら持つ事ができるのでしょうか。何かを何遂げた時?それとも周りから褒められた時?間違いでは無いですが、一過性になってしまう場合もあります。ブッダは、自分に確かな自信が生れるのは積み重ねの先だと言っています。
ある程度の経験をしてその物事の深さや広さを知る事で、成功出来るやり方をなんとなく導く事が出来るからです。最初から自信のある人は、そういうマインドに持って行ってるだけです笑。
例えば、直近に成人を迎えられたお子様の親御さんに、子育てに関してアドバイスなどをしてもらうと頼もしく感じたり安心感を覚えたりしませんか?過程は全て順調と行かずとも、続けた結果が「自信」となり本人に現れているからです。
なので、どんな「判断」も時期尚早と言えるでしょう。ただ必死に、もしくは楽しみながらやり続けていく事の先に自信は備わってきます。
やってみる経験を多くする
では、子どもに自信を持たせるにはどんな事がよいのでしょうか。子ども時代の最後までやりきって達成出来た経験や、周りから認められた経験は、自己肯定感も高めてくれます。子どもの頃に出来る様になった事って大人に成っても上手に出来たりしませんか?
例えば、
- 鉄棒の技が出来る様になる
- ダンスが踊れる様になる
- サッカーのボールが上手く蹴れる
- ボールを打てる様になる
- 自転車に乗れる様になる
- キャンプに行く
キャンプは一泊でも子どもの自信を高める事が出来ます!(ポジ)
必ずやり切らないといけないという事でもありません。「失敗した」「出来ない」「向いてない」もまた判断ですから。取り組んでいる姿勢や過程を見守り、褒めてあげるのが良いと思います。そして、粘り強く子どもと向き合う事で、親と子ども双方が自信を持つ事が出来ます。
おわりに
判断は色々な悩みの素になります。「今」「未来」「過去」それぞれを妄想し、判断しつづけても実際に起こり得ない事のほうが多いのです。将来のリスクや分からない事を無くしたいのは、人間にって自然な本能ですからね。
例えば、
- マインドフルネスを取り入れる
- 夢中になる趣味を見つける
- ベッドでのスマホを辞める(個人的に余分な考えを巡らす可能性が多いからです)
そんな習慣は、”子どもとの今”だけに向き合うのに役に立つかもしれません。
子育てはお子様の分だけやり方が違うかと思います。日本語だけじゃ適切な「判断」に至らないのは当然だと思います。是非子どもにあった習慣を続け、親子で自信をつけて行きましょう。