引っ込み思案な子供の積極性が育つ、焚火のポイント

こんな事にお悩みではありませんか

いつも忙しくてなかなか子供と向きあって話も出来ない
何となく他の子より出来ない事が多いような気がする
引っ込み思案でいつも親に隠れて歩いている

こんにちは、キャンプ育トレーナーのRockです。

日々子供の為に沢山の時間を家事に仕事に費やしている親御さんも多いかと思います。そうなってくると子供との時間が箕臼になったり、それに加えて少し大人しい性格に不安を感じていたりするとこのままでいいのだろうか?なんて不安を抱えてしまったりする時もあると思います。

今回はそんな引っ込み思案な子供の積極性を育てる焚火のポイントという記事になります。

子供の積極性の育て方

子供の「積極性」と言うと少し抽象的ですが、何かに取り組む時の「意欲」ともいえると思います。

全部の物事に意欲的である必要はないと思いますが、なにかにつけて意欲的に取り組む子供の姿を見られたら親としても嬉しい事ですよね。

ズバリ、積極性を育てるには 褒めてあげる事 が重要です。

いやいやそんな事当たり前じゃん、そんな事は分かっている、褒める事なんていつもやっている

なんてお声が聞こえます。基本的なスタンスとしては勿論皆様既に意識されている事なのです。

そこにまた少し工夫を加える事で子供の積極性は育てっていきます。

何故褒める事が大事なのか

褒めてあげる事が積極性を育てる理由としては、褒められることで子供の「自己肯定感が高まる」「失敗が怖くなくなる」等があります。

例えば「洗濯物を洗濯機に入れてくれる?」とお願いして出来たら「ありがとう!上手だね」と当たり前の会話の中でも子供は「出来た」に対して「褒められた」という小さな自信に繋がります。

ただそれに「褒める」がなかったり「そんな入れかたじゃあ駄目だ」などという言葉をかけてしまうと途端に子供はお手伝いの意欲を無くしてしまいます。

あと大事になってくるのが何か作業をしながら「褒める」のでは無くてしっかりと子供に向き合いながら褒める事です。目を見て褒めてあげる事で子供は「認められている」と感じ自分に自信が持てる様にあなります。

褒めるの効果を最大化させる環境を意識する

普段皆様が上手に子供を褒められているのは重々承知です。

さらに

ながらじゃなくて目を見て褒める
もっと〇〇の方がいいなど言わない
子供と向き合う環境をつくってあげる

これらの点を意識して頂く事で子供の積極性は育って行きます。

結果日常をこなすのが忙しくて、子供との会話も流れの中で話しているだけ、しっかり耳を傾けている時間も無いという親御さんもいらっしゃるのではないのでしょうか。

何故焚火なのか

上記のとうり積極性を育ててあげるには親子の会話が特に重要で、合わせてそんな環境を作ってあげる事が大事です。

そこで僕の提案するキャンプ育の重要な要素に「焚火」があります。

「焚火」には親子のコミュニケーションを助長してくれる驚くべき効果があります。

焚火のコミュニケーションにおける効果

大体の皆さんは焚火の経験があるのかと思います、その思い出は何となくいい思い出ではありませんでしょうか。

僕は焚火を思い出すと幼いころの家族のBBQ・学校の野外活動・キャンプなどが頭に浮かんできます、何となく楽しい思い出ばかりなんです。実はそれには科学的な根拠があるんです。

焚火には「1/fゆらぎ」※という成分が含まれています。

※人間が五感を通して快適感を感じるもの。

つまり心地よく感じたり、リラックスしたりする訳ですね。

1/fゆらぎは

  • 川のせせらぎ
  • 小鳥のさえずり
  • 炎の揺らぎ
  • 雨の音
  • 波の満ち引き

など自然の中に多く含まれています、僕は中でも雨の音が結構好きです。

嵐の日にはわくわくが止まらなくなり、傘を持って外に飛び出して遊びました。

それは人間の遺伝子に刻まれた本能だそうです。人間が火を使い始めた起源は数十万年前から数百万年前と言われています。大古の祖先も火を囲む時は狩猟を終え、今日の獲物を料理し、食事をしたりする至福の時間だったに違いありません。

人間が焚火を囲んで会話したりするのが心地よい理由が分かりますよね。

合わせて 焚火を囲むと本音が出て話に花が咲く。なんて事も言いますよね。

焚き火や囲炉裏など、火を囲んで会話をすると、話に集中できる、リラックスできる、多様な価値観を受け入れられるなどの心理的効果があります。話の内容も散逸せず、知的で内容の深い対話になるのです。

また、焚き火の周りではケンカが起こりにくいともいわれます。

BE-PAL 
つまり自然の中でリラックスしながら親子の会話に集中できる焚火は、現在の子供の心境や状態をしっかりと理解あげられる 絶好の機会になります。

子供のやりたい事やりたくない事をしっかりと理解して「褒める」を意識する事が、より積極性を高めていく最善の方法だと思います。

キャンプでの焚火って何するの

キャンプでは料理をする為であったり暖を取ったりするのにほぼ焚火をします。今はガスコンロも色々な物が出ているのでそれで済む時もありますが、やっぱり個人的には焚火がお勧めです。

基本的には火を焚いてそれを囲んだりする事ですね。

焚火とは

焚き火(たきび)とは、火を焚くこと、火を燃やすこと、および、その火を指す。

引用元:wikipedia

一重に焚火と言ってもやり方があります。

  • 直焚き
  • 炭火台を使う
  • 釜戸を作る
  • 薪ストーブ

キャンプに応じた焚火のやり方で楽しみましょう。

例えば、

  • 昼間は沢山遊んで暗くなる前に食材の準備をする。そして夜は焚火を囲んで食事をする。
  • 夜もふけってきた頃何となく焚火の残り火を見ながらまったりと過ごす。
  • 朝普段より早起きして、昨日の焚火の残り火を大きくして朝の空気を感じながら温まる

キャンプでは自然と火を囲む瞬間が多くなります。家のリビングとは違い基本はテレビも無いですし、ゲームもないです。夜の暗がりにパチパチと音を立てながら揺らぐ火は、つい見入ってしまいますよね。

あと焚火をする際に色々工程があります。そこは「褒める」をふんだんに行うチャンスでもあります。

そして前述の様に リラックスした雰囲気は会話を促します。

どうでもいいですが、馴染みの美容室さんに行った時いつもの担当者さんだと会話に花が咲いてつい余計な事まで喋ってしまいませんか。リラックスしていると自分でもびっくりな発言する事があります。環境がとても大切になってきます。

そんな親子の時間を作れるのがキャンプでの焚火の特徴です。

焚火の度に毎回本音で話さなくてもいいのですが、何となく普段は話さない話を親子などで話せたらいいですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は引っ込み思案な子供の積極性が育つ、焚火のポイントをご紹介してみました。

まとめると

・子供の積極性を育てるには「褒める」が大事
・ただ褒めるのではなくしっかりと向き合って取り組んだ事を褒めるの事で意欲が育つ
・今の子供のやりたい事ややりたくない事感じている事などをしっかりと理解してあげる為に焚火を利用する

個人的には引っ込み思案な子供でも全く他人と比べる必要はないですし悩む必要なないと考えています。親がしっかりと子供の状態を理解してあげる事によって焦らずに少しずつでも積極性は育てることが出来ます。

積極性を育てるのにキャンプの焚火を利用してみてはいかがでしょうか。