子どもへのギブは裏切らない!「言う事聞かない」が「素直」に変わる
普段言う事を聞かない子どもが、意識ひとつで素直になったら嬉しいですよね?
こんにちは、キャンプ育トレーナーのRockです!
あなたの子どもは言う事を聞いてくれますか?「言う事を聞かせる」という言葉自体少し違和感がありますが、今回は一般的によく使われる言い回しをしますね。
きっと、言う事を聞かずにうんざりして怒鳴ってしまう事も多いのでは無いでしょうか。悪い事ではありません、普通の事と思います笑。
え、私だけ!?
ですが一見どうしようも無いと思えるわがままな子どもにも、裏側にある要求を叶えてあげる事で素直になれる可能性があるのです。今回は、そんな言う事を聞かない子どもに、親が意識するべきギブの精神というお話しです。
目次
子どもの要望を叶えてあげる
少し余談ですが、世の中で最も成功している人はギバー(与える人)だという調査があります。※
勿論子どもとの間に損得感情は無いと思います。ですが、あなたがギブの精神を持つ事は子どもを素直にさせるコツなのです。子どもは無垢です、与えてあげればそれだけ返してくれるからです。
例えば、ご飯を食べないと言っても、学校に行きたくないと言っても、内容によっては認めてあげるのがよいでしょう。
え、それでいいの?甘くない?
勿論、いいなりになれと言う事ではありません。相手にギブをする上で大切なのは、自分の事も大切にするという事です。例え上記の内容でも、あなたが価値あると思っていて譲れない場合はしっかりと伝えて納得をしましょう。それを前提として、表面上の感情で判断するのでは無く子どもの欲求をしっかりと汲み取りましょう。
※(アダム・ブロント著 GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代)
子どもは対等なコミュニケーション相手
子どもと言えど、親の所有物では無く一人の人間ですよね。勿論それが分かっていても、時に思いどうりにコントロールしようとしてしまいます。理想と現実は違うというやつですね。
しかし、常に子どもは対等なコミュニケーション相手だと意識するのは大事です。その姿勢は子どもに伝わるからです。
私も子ども時代相当なわがままでした。ですが母親は、目線を下げて私の想いに寄り添い接してくれていた感覚があります。そうする事で「この人は分かってくれる」という信頼関係が生れました。
信頼関係が築かれる事で、子どもが言う事を聞かない時に何を求めているのか、またはどう接するのが良いか解かってきます。甘やかすでは無く、あくまで自分の価値は大事にして相手の役に立とうと思う精神が、素直な子どもとなり返ってくるのです。
辛抱強く子どもの要求を確かめる
じゃあ具体的にどんな状況があるのでしょうか。いや、思い出すだけでげっそりですね笑。お子様事の違いもあるので、一緒に考えて行きましょう。
正解では無く、いち参考です!あしからず
朝の支度の時お着換えを嫌がる
忙しいのに着替えてくれなかったりすると時間が無くなってしまいますよね!そういう場合何か先にやりたい事があったり、今着替えるべきと思っていないのかもしれません。遊び掛けのおもちゃや、お菓子に意識を奪われているのかも・・。
もしくは冬だったら寒くて服を脱ぎたくない、お気に入りの服では無かった、などもありえますよね。聞いても答えてくれないと思いますので、何故お着換えを嫌がっているのか前後の状況から推察してあげるといいかもしれません。
ちゃんとご飯を食べない
集中力が続くのは、年齢+5分だと言います。そもそも長い時間は食事を出来ない可能性や、食事を楽しいものでは無く作業的に感じているのかもしれません。ちなみに家族で食卓を囲む習慣があると、子どもの積極性が育つという研究もあります。
それか好きなお菓子が近くにあり、それを食べたいのかもしれませんよね笑。親としてはしっかりとした栄養を取ってもらいたいですから、妥協点を探ってあげるのがといいと思います。
おもちゃを片付けない
何度片付けても直ぐに元通り・・なんて事も多いですよね。子どもは遊びがまだ途中なのかもしれませんし、今展開している位置が好きなのかもしれません笑。
あと、子どもは片付けられている状態がなんなのか、片付けのやり方が分からない可能性もあります。あらかじめどんな時にどの様に片付けをするのか、それがどんな状態で何故必要なのか、多少面倒でも何回も話し合いをする必要があるのかもしれません。
おわりに
結局子どもが言う事を聞かないのは、自立のプロセスと言えるので当然と言えば当然です。しかし親がギブの精神で子どもの想いを尊重する事で、素直な子どもに育つ糧になるでしょう。子どもはその気持ちをしっかり受け取っているからです。
勿論、子育ては色々な事があります。たまにで良いので、言う事を聞かない時子どもと「対等」の立場として接する事が出来ると良いですよね。
是非、わがままを言ったり言う事を聞かない時は、叱りつける前に子どもに「与えて」あげて下さい。きっと与えた分だけあなたに返って来ると思います。