「学校へ行かない」は特別じゃない!信頼関係の築き方
子どもがある日突然「学校へ行きたくない」なんて言い出したら、その場に崩れ落ちてしまいますよね?
こんにちは。キャンプ育トレーナーのRockです。
私達も昔は学校へ行っていましたよね。義務教育なので”行くのが当たり前”といった感じです。それを子どもが嫌がりだしたら・・親としては「このまま社会に出れなくなっちゃう?」「さぼり癖がついちゃう?」「勉強についていけなくなってしまう?」なんて色々な悩みが浮かんでしまうのは当然かと思います。
先週まで元気に学校へ通っていたのに、いきなり「行きたくない」と言い出したり。朝学校へ行く時なんとなく浮かない顏をしていたり。
子どものそんな変化を感じたらどう対応したら良いのでしょうか。今回は、そんな場面で大切になってくる信頼関係の築き方といったお話しです。
特別なことだと思わない
前提として、もし原因が”いじめ”や、”身体の不調”など緊急性の高いものであれば、すぐに大人が入り込んで対応してあげる必要があります。”家庭環境の問題”という場合もあるのかもしれません。
しかしそれ以外であれば、特別なこと思わないほうが良いでしょう。なぜなら、大人でも仕事に行きたくない時はありますよね?それは子ども同じだと言えるからです。
- 「子どもだって学校に行きたくない時があるのは当たり前だよね」
- 「今日は気持ちが進まないのかな、昨日の授業で何か分からないことでもあったのかな」
- 「何か家でやりたいことでもあるのかな」
など、子どもの気持ちになって考えてみることは大切です。大人はしっかり自分の状態を判断して会社などを休む意思を伝えられますが、子どもはまだ精神が未熟です。自分のことを上手く伝えられないのは当然なのですね。
必死な想いは信頼関係になる
大人がしっかり子どもの気持ちに寄り添うと、子どもは安心することができます。そして「この人は味方」「この人は分かってくれる」といった感情から信頼関係が築かれます。厳しく接するばかりであったり、相手をコントロールしようという態度では反発心が生れてしまいますからね。
まずは学校へ行きたくない気持ちを受け止めてあげる。学校を休むのを認めてあげて、気分転換にどこかへ出かけてみる、などは気持ちに寄り添った行動と言えるでしょう。
普段の接し方に気をつけながら信頼関係を築ければ、学校へ行きたくないときにも正直に理由を伝えてくれるようになります。
信頼関係を築く行動
子どもの話を聞く
普段から子ども話しをなるべく聞いてあげましょう。忙しい時には一蹴してしまうこともあるかもしれませんが、いつも話を聞いてくれない人に思っていることを話そうとは思いませんよね。子どもの話を常に受け止めてあげる姿勢でいることは大事です。
子どもの考えを尊重する
子どもだってその日の気分や体調がありますよね、それをちゃんと認めてあげることです。大人も忙しいですから、毎日を送るのことに必死です。ご飯、お風呂、就寝、とつい機械的に過ごしてしまうこともあります。子どものがついていけない時には、順番をいれかえたり「それでいいよ」と言ってあげれると良いですよね。
できなくても大丈夫だと認めてあげる
習い事や学校の勉強ができなくても、決して叱ったり感情的になったりせず「大丈夫」と伝えてあげることです。取り組みを認めてあげることで子どもは自信を持てますし、駄目だったとしても”理解者がいる”と思うことで追い詰められることは無くなります。
おわりに
日々信頼関係を築くことを意識して、「学校へ行かない」と子どもが言い出した時は是非理由を聞いてあげてください。もしくはそんな時上記の接し方をしてみましょう。ピンチはチャンスでもあるからですね。
まずは冷静に子どもの様子を伺い、大人の言い分を通す前に一呼吸おけると良いですよね。そんな大人の姿勢は必ず子どもに伝わります。甘やかすとは毛色が違いますで、子どもには臨機応変に接していきましょう!