「子どもの生きる力を育む」子育てに大切な原体験

子育てをしている上で大切な事っていっぱいあって何が正解なのか分からなくなる時がありますよね。でもこれは将来に向けて必ず大切だって事を子どもに経験させてあげれたら良くないですか?

こんにちは”キャンプ育トレーナー”のRockです。

皆さんは子ども時代の思い出で、大人になった今でも忘れられない体験はありますでしょうか。子ども時代の記憶って殆ど忘れてしまうものですけど、なかには大人になってもよーく覚えている記憶ってありますよね。

記憶に残っている理由は一概に言えない所があります。でも定着し易い記憶は

  • 興味があった事
  • 感情が動いた事
  • 物語で覚えている事

などと言われています。実はそういった体験があればあるほど子どもに良い影響があります。

原体験が子どもに大切な理由

五感をフル活用した幼少期の体験の事を原体験といいます。

数年前、アメリカの心理学専門誌で発表された研究によると、目的意識が高い良い人間関係を築いている、精神的に安定している、という人たちは、幼い頃の記憶が鮮明であると言う結果が出ているそうです。

なぜ幼い頃の記憶が大人になってからの能力に関係するのでしょうか? アメリカ・エモリー大の心理学者のロビン・フィバッシュ教授は、「自分という人間を理解する上で記憶が重要な役割を果たすから」と言います。

つまり、現在の自分に繋がる最も原始的な体験を思い出すことで、その後の自分の成長を体系的に捉えることができ、そのことがアイデンティティーを作ることになるからです。

引用元:MAG2NEWShttps://www.mag2.com/p/news/138846

原体験は子どもの成長に大きく影響を与えます。例えば子どもの頃に昆虫採集をして沢山の虫と触れ合うと「この虫は咬むから危ない」などの洞察力や「この虫を一緒に飼うと喧嘩してしまう」などの分析能力が育ちます。そんな感覚は大人に成っても別の場面で役に立つ事でしょう。

勿論何も覚えてなくても大丈夫です。覚えている人が優れているという話でもありません。ただ上記の様な体験での成長は子どもの生きる力となっていきます。

センス・オブ・ワンダー

私の好きな言葉に「センス・オブ・ワンダー」というのがあります。それは原体験に深く関係しています。近い言葉でいうと「アハ体験」というのがあります。様々な体験や知識が結びついた時に稀に全てが繋がる瞬間の事ですね。一般的に脳が活性化すると言われています。

抽象的ですがセンス・オブ・ワンダーとは言葉に言い表せない不思議な感動の事です。子育てに大切なのは原体験を沢山して、この「センス・オブ・ワンダー」の種を植えて行く事です。

今回はキャンプ時のセンス・オブ・ワンダーの種をご紹介します。私の幼少期の体験が主です。

センスオブワンダー(英語: sense of wonder)とは、一定の対象(SF作品、自然等)に触れることで受ける、ある種の不思議な感動、または不思議な心理的感覚を表現する概念であり、それを言い表すための言葉である。

(レイチェル・カーソンの著作に由来する用法)

引用元:Weblio辞書

年齢問わず感じるものです。でも子ども時代に体験をする事でより影響が多きくなります。

センス・オブ・ワンダーの種【キャンプver】

朝起きてからの「え、ここどこ?あ、テントの中だ!」体験

普段とは違う場所で寝るのってなんだかワクワクしませんか。キャンプの醍醐味の一つはテント泊です。

起床時直後はまだ頭がはっきりせずに、状況を理解するのにワンクッション掛かります。昨日キャンプに来てテントで寝たのを忘れて、「え、ここどこ?」ってなるんですね。独特なテントの中の臭いテントに滲む朝日が、不思議な感覚を与えてくれます。

そして外に出たらいきなり自然の中、開放的でとても気持ちがいいんです。

テントの中で寝転んで漫画やゲームで遊ぶ

「せっかくキャンプに来たのにいつも家でやっている事やるなんて勿体ない」

なんて意見も勿論そのとうりだと思います。ですがいいんです。あえてキャンプ時にいつもと同じような遊びをする事で、新感覚を味わえます。

外でチェアやコットに寝転んで行うのもいいですし、テントの中で地面の凸凹を感じながら漫画を読んだりすると「いつもとは違う」感覚で頭に入ってきます。私も良く好きな漫画やゲームを持ち込んで遊んでました。

キャンプに来たからと言って特別な遊びをしなければいけないという事は無いですからね。あえていつものとうりに過ごしてみるのもおすすめです。

「パチッパチッ」と聞き心地良い夜の焚火

前回の記事でもご紹介しましたが。

キャンプ時はほぼ焚火をする事が多いと思います。一概に焚火と言っても激しく燃えている状態だけではありません。

  • 火が付き始めのくすぶっている状態。
  • 薪に火が付き始めて燃え広がっていく状態。
  • 完全に薪に火がついて火力が最大な状態。
  • 火が落ち着いて炭になってきた状態。
  • 灰になり鎮火しかけた状態。

それぞれの瞬間がとても印象深いんです。

  • 夕食も終えた後焚火に薪をくべながらなんとなく火の守をしている時。
  • 朝起きて、鎮火しかけている焚火をもう一度燃え上がらせる時。

焚火の状態によって向き合い方も違います。特に夜の焚火は静けさの中で聞こえるパチパチと木が燃える音や、ひらひらと宙に舞う火の粉が見えて印象的です。

狩猟民族だった人間にとって火を囲む瞬間は安息の時だったでしょう。遺伝子から情緒的な気分にさせてくれるのだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

子育てをする上で大切なのは五感を刺激する原体験というのがお分かりいただけましたか。何故なら一生覚えていてその後の価値観認知の能力に影響をしてくるからですね。幼少期の経験が忘れられなくて仕事に派生されている人もいらっしゃいますよね。

  • 朝起きてからの「え、ここどこ?あ、テントの中だ!」体験
  • テントの中で寝転んで漫画やゲームをする
  • 「パチッパチッ」と聞き心地良い、夜の焚火

そして原体験の中やその後に「センスオブワンダー」を感じる事で脳が活性化し生きる力が育まれます。

私のおススメするのはキャンプでの原体験です。ご紹介したのほんの一例です。皆さんにもそれぞれの思い出があると思います。

是非お子さんと一緒に忘れられない思い出を作って見てはどうでしょうか。

「Lets’ feel sense of wonder!」