「6歳で自信が育っていく」キャンプを生かした子育て3選

6歳までに「ボクは出来るんだ!」「ワタシがやるよ!」と自信が持てる子どもに育ったら嬉しくないですか?

こんにちは、自立心が育つキャンプの学校、キャンプ育トレーナーのRockです。

6歳の子どもは特に自信が育つ時期と言われています。今回は6歳の子どもの自信がそだつキャンプを生かした子育てをご紹介します。

子どもの自信が育つ子育てって何?

どんな事でも挑戦させてみる

6歳前後になってくると色々な事が出来る様になってきますが、まだまだ未熟な所が多くつい「出来もしないだろう」と思った事は先に「無理だよ!」「辞めておきな!」と、声をかけてしまう事もありますよね。

しかしその「出来ないかも」をぐっとこらえて、何にでも挑戦させてみるという事を意識して下さい。大人の声掛けによっては、子供の成長を止めてしまう事もあります。子供時代は大人の言葉が絶大な効果をもたらします。

幼少期に大人達から言われた事ってとてもよく記憶に残っていますよね。私も思い返すと褒められた事より、大人に静止されたり叱られた事の方がよく覚えている気がします。

大人のエゴで子供の行動を制限してはいけないという事ですね。

父親の関わり

6歳前後では人との関わりが大きく成長を促します。特に父親が興味を示してあげることが効果的になります。

教育心理学にピグマリオン効果という物があります、人に期待するとその期待に応えようと頑張り結果的に成果が出るという現象です。

ピグマリオン効果

ピグマリオン効果[読み]ぴぐまりおんこうか ピグマリオン効果とは、教育心理学の用語で、他者から期待されると成績が向上する現象をいいます。 アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールが提唱したことか「ローゼンタール効果」とも呼ばれます。 ちなみにピグマリオンとは、ギリシャ神話の登場人物の名前です。

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普段お仕事に忙しい父親なら、子どもと一緒にいる時間も母親より少ないのかなと思います。そんな父親との交流は子供に、「認められている」という意識を与えるのにとても効果が高いんです。

父親は上記のピグマリオン効果にのっとり子どもに期待をして、些細な事でも気づきと声掛けしていく事が効果的です。褒めるに限らなくてもいいんです、「見ていてくれている」という感覚を子供に与えてあげましょう。                      参考:0~6歳までの男の子の育て方

これらを意識しながら子育てをする事で子どもの自信は育って行きます。ではキャンプ育ではそれを生かしどういった方法で行うのかご紹介致します。

「6歳で自信が育っていく」キャンプを生かした子育て3選

火起こしをしてみる

キャンプと言ったらキャンプ飯や焚火です。その際に必ず必要なのが「火起こし」の工程です。正直これは大人でも難しいんです。その分出来た時の達成感も大きく自信に繋がってきます。

基本はライターやバーナーで着火剤に火をつける所からです。最近は燃えやすい炭が売ってたりするので、炭に直接火をつけたり薪に火を点けていくのが一般的です。

他キャンプ地にある自然物などを着火剤として利用する事も出来ます。

  • 枯れ葉
  • 松ぼっくり
  • 樹皮
  • 小枝

などですね。これを探すところから子どもと一緒にやると達成感もひとしおです。

メタルマッチなどで火起こしに挑戦するのもお勧めです。でも着火剤と薪の置き方や乾き具合を調整しないと火をつけるのは苦労します。子供にやらせてみようとしても最初は当然上手くいかないでしょう。父親が材料集めや薪の配置の仕方などをフォローしてあげて子供に着火を任せてみてはどうでしょうか。

「父親と一緒に火を点けられた」という感覚が子供の自信に変わります。

タープ設営

キャンプでは宿泊の為にテントを張るのが定番ですよね、車中泊を行う人もいると思います。でも宿泊を伴わなかったり車中泊の人でも使用するのがタープになります。タープとは日除けになったり雨除けをする簡易的な屋根の様な物で、素材はポリエステルやポリエステル+コットン(TC素材)で出来ています。

タープはテントほど設営が大変じゃないものが大きいので子供と一緒に設営し易いと思います。

また天候に応じてタープは工夫が必要になって来るときもあります。

例えば

  • テントの入口に被る様に設営する小川張り
  • 雨天時に隅をロープで下げて止める雨天モード
  • 豪雨の時に左右を地面にペグ打ちして三角屋根にする豪雨モード
  • メインポール一本にしてあとは地面にペグ打ちするビバークモード(ベテランのキャンパーがテント代わりにしています)

この様に色々な設営方法があり、それらを状況に応じてタープを張っていきます。

「今日はどんな張り方がいいと思う?」などと子供と会話しながら協力して設営するのがお勧めです。

キャンプ飯

キャンプと言えばキャンプ飯ですよね、ほぼ100%キャンプ時には料理をします。6歳前後では当然まだ「お手伝い」程度かと思いますが、それでもハードルの低い料理で

自分でやってみて、父親が見ていてくれた(褒めるに限らず)」という経験が自信を育てます。

簡単なキャンプ飯はこちらでも紹介しています。

ですが手の込んだことは大変なので簡単な物、例えば

  • マシュマロを焼いた
  • じゃがバターを作った
  • 串ものを焼いた

とう簡単な物も立派なキャンプ飯で十分です。

まとめ

いかがでしたでしょうか、今回は「6歳で自信が育っていく」キャンプを生かした子育て3選をご紹介致しました。

キャンプはやる事が目白押しで6歳位になれば一緒に取り組める事が多いです。親と一緒に取り組んで出来たり出来なかったりする事で少しずつ子どもの自信は育って行きます。

今回例でご紹介したのは

  • 火起こし
  • タープ設営
  • キャンプ飯

でしたが、勿論まだまだ色々なキャンプ時の工程が沢山あります。

6歳ではまだまだ親のフォローが必要でも「やってみたい」と言ったことは「無理そうだな」と感じてもやらせてあげるのがいいですね。その中で父親が(勿論母親でもいいです)子供の取り組む姿を見て声をかけてあげてください。「見てくれている」、そんな感覚に子どもは安心し大きく自信が育っていきます。