2歳の「できること」が増えるキャンプを利用した子育て
子供が1歳2歳から、できることがどんどん増えていく方法があったら良くないですか?
こんにちは「自立心が育つ」キャンプの学校、キャンプ育トレーナーのRockです。
幼少期の子育ては子供の成長に大きく影響を与えます、一般的に3歳までに脳は80%形成されると言われています。
子どもが3歳になるまでに脳の発達がほぼ完了する。新生児の脳の細胞は多くの成人
世界子供白書2001 〜幼い子どものケア〜
が何が起こっているかを知るずっと前に増殖し、シナプス(神経細胞相互間の接続部)によ
る接合が急速に拡大して、終生のパターンがつくられる。わずか36カ月の間に子どもは考
え、話し、学び、判断する能力を伸ばし、成人としての価値観や社会的な行動の基礎が
築かれる。
そんな大事な時期だからこそ子供の成長を見守りながらできることがどんどん増えていったら嬉しいですよね。寂しくもありますが
今回はそんな1,2歳の子どもでも、どんどんできることが増えていくキャンプのメソッドというお話です。
目次
幼少期からのキャンプ体験が効果的
脳が形成されていく3歳頃までに自然と触れ合う事はとても大切です。感受性豊かな子どもの五感を刺激する事が不可欠と言われています。
海洋生物学者・作家レイチェル・カーソンは、「センス・オブ・ワンダー」で幼児期からの自然との関わりの大切さを説いています。
1,2歳で成長する要素
1,2歳は
- やる気
- 集中力
- 好奇心
などが育って行く時期だと言われています。その中でも特に効果が高いのが自然の中で赴くままに活動するというのがとても効果的です。
何故なら自然の中には上記が育つ要素が沢山あるからです。
見たことの無いテントウ虫を見つけて嬉しくなった(好奇心)
石をつまむのにじっくりと指との感触を確かめた(集中力)
芝生の上で転がるのを上手だねと褒められて夢中になった(やる気)
そこで私がお勧めするのはキャンプです。キャンプ中の過ごし方次第で子供のできることを伸ばすのにぴったりなんです。「いやいや、子供がまだ小さいのにそれはハードルが高いよ」と感じますよね。勿論1泊2泊と宿泊をするというのはちょっと難しいと思います。
夜泣きもまだありますよね。そんな時は「デイキャンプ」がお勧めです。
デイキャンプなら手軽に自然体験出来る
デイキャンプとは簡単に言うと宿泊しないキャンプです。
宿泊を伴わない、日帰りでの野外活動。 初心者が特に不安に感じるキャンプ場での宿泊もなく、比較的少ない荷物で行えるため、気軽に楽しむことができるのが最大の魅力です。
引用元:hinataレンタル https://hinata-rental.me/terms/01EA8VEEB13MNBNTR367BWNP5C
なので初心者にも取り組み易いのです。キャンプの醍醐味は宿泊して非日常を過ごす事だと思いますが。1歳、2歳の子どもにも十分に自然を感じる事が出来ます。
1歳の子どもができること
1歳でも月齢で大分違うのですが、一部前述した
- 好奇心
- やる気
- 探求心
- 冒険心
などの成長が期待できます。
やりたい興味を示した事は危険な事以外は「ダメ」と言わずに体験させてあげましょう。キャンプ場は芝や土の地面です、危険な物がなければ走り回って転んでも痛く無いでしょう。
- テントに入ったりでたり
- 椅子に座ったり下りたり
- コットに寝転んだり立ったり
普段見かけないキャンプ道具で大はしゃぎかも知れませんね。(安全面には十分に配慮しましょう)
あと何かお手伝い的なものをしてくれたら大袈裟に褒めてあげるといいですね、
- 例えば料理の具材をお皿に入れてくれた
- 食器を用意してくれた
- 薪を手渡してくれた
大人のやっている事を真似して、「出来た!」という感覚が子どものやる気を高めてくれます。
2歳の子どもができること
2歳の時に子どもが育つ要素として
- 集中力
があります。
運動をする事で体のコントロールを覚え、集中出来る子に成ると言われています。
2歳位だとまだまだ大人の様には行きませんがせっかくの自然です、周りに配慮して追っかけっこや夏場なら水鉄砲遊びなど色々な遊びを試してみるのが良いです。
- 川遊び
- 虫取り
などで大人も楽しんで遊べますよね。
3歳の子どもができること
さらに3歳になると子どもは「自立心」が育ってきます。
なんでも自分でやると言い出し親としては頼もしくもありひやひやします。親や他人との関わりの中で成長し、やってみたいと言っている事は尊重してやらせてあげましょう。たまに面倒くさいのを我慢して
- 焚火に薪をくべたり
- キャンプ椅子を組み立てる事が出来るかも
- 少しだけテント設営のお手伝い
大人のやっている事を自分一人で挑戦してみたいと思うのですね。特に男の子は、「他人にやらされている事」は途端にやる気がなくなってしまうとの事。
子供の「やりたい」を大事にしてあげましょう。
参考:男の子の一生を決める 0~6歳の男の子の育て方 (著者 竹内エリカ)
まとめ
いかがでしたでしょうか、キャンプは自然の中で非日常を過ごせるというのが大きなポイントになり2歳の子どものやる気、好奇心、集中力を育てるのに大きく効果が期待できます。公園や保育園のお庭以外、お住まいによってはなかなか大自然で遊ぶ機会が少ない場合もキャンプなら大丈夫です。キャンプで子どものできることがどんどん増えていく事でしょう。
僕も幼少期はよくキャンプに連れていって貰ったのですが、覚えているのは物心ついた頃からの記憶です。記憶に残らなくても大丈夫、1歳、2歳、3歳のうち脳みそは80%形成されるとの事です。自然体験を生かして子育てをしていくのがいいと思います。
是非参考にしてみて下さい。