人見知りでも積極的に!小学生が活躍する秘密の焚火テク
人見知りでおとなしい小学生でも、やる時はやる子だったら頼もしくないですか?
こんにちは!キャンプ育トレーナーのRockです。
乳児期は殆ど子どもが人見知りです。その後の性格も千差万別ですから、自分の子どもが人見知りでもそこまで気にする必要はありません。でも、時には誰にも負けない位の積極性をみせてくれると嬉しいですよね。そんな経験は子どもの将来にも良い影響を与えるからです。
例えば、小学校で友達に「遊ぼうよ!」と誘われても避けてしまったり、他のクラスの子との交流の場ですみっこで一人になってしまったり。
そんな時、親としては「何とかしてあげたい」というのが本音では無いでしょうか。今回はそんな人見知りの子どもでも、キャンプの醍醐味である焚火をしながら積極性を育てる事が出来るというお話しです。
目次
焚火を探索からはじめる
アドラー式の子育て論に「親は子どもにとっての良きリーダーであれ」とあります。良きリーダーは成長の為に、「少し頑張れば達成が出来る課題」を与えます。
そして、焚火を行う際は「火口」という乾いた小物が必要です。子どもにそれを集めて貰いましょう!簡単では無いのですが、子どもでも楽しく出来るのです。
なるべく前日に晴れた日に、林や森のあるキャンプ場などで火口集めが出来るでしょう。
火起こし自体は大変なので、少しずつ覚えていけば良いです。でも火口を集めるのだって簡単ではありません。遊び感覚で集めて貰う事で大人も助かりますし、子どもにも大きな達成感を感じて貰えるのです。
人見知りな子には「役に立った!」という達成感を
何故火口集めなんかが良いのでしょうか?それは自然体験×達成感の掛け算が有効だからですね!さらに五感を刺激する事で、想像力や好奇心、身体の健康などの効果が期待できます。
人見知りな子は、「本当はこんな事が出来るのに」とか「こんな自分を認めて欲しい」と思っています。
私はそうでした!
火口集めを頑張って、それを大人に認めて貰う事で、子どもにとっては大きな自信になるのです。あなたも子ども時代大人に認められた事は得意げになったりしませんでしたか?
探すにあたり、火口にならなかったり火が付かなかったりする失敗もあるでしょう。それが小学生にやってもらうには丁度よい難易度だったりします。だって大人でも苦戦しますからね笑。
探してもらう火口
火口の条件は乾燥×油分×繊維状と言われています。なかなか難しいのですが、小学生に探してもらうにはどんな火口がよいのでしょうか、簡単にご紹介致します。
松ぼっくり
ご存じ松の実が開いた状態である松ぼっくり。秋口に多く採取出来る。
乾燥した樹皮
油も含んでいて、入手がしやすい。倒木から乾燥したものを選んで採取すると良い。
乾いた小枝
火口と言うより「焚きつけ」だが、火を点け大きくする為に必要になるもの。
枯れたススキ
秋口から冬にかけて見られる。穂に綿の様な種子がいっぱい付いているもの。
スギ
日本の各地で見つけられる針葉樹。樹皮の中の方や乾燥した葉や実が良く、秋頃に収穫出来る
シラカバ
標高の高い所や寒冷地に生息する。油分が多く樹皮を毛羽立たせると良く燃える。
おわりに
例え火口を上手に集められなくても、取り組みをしっかり認めてあげる事は子どもに自信を持たせるきっかけになります。特に小学生頃の記憶は一生に影響するからですね。
- 小さい時からの人見知りが未だに直らない
- 新しい友達とも仲良くなって欲しい
- 知らない人がいると親の後ろに直ぐに隠れてしまう
そんなお悩みを抱えられていたら、今度の休日に思い切ってキャンプやBBQ予定を立ててみてはいかがでしょうか。一朝一夕とはいきませんが、「これ出来る!」という自信は友達の輪で率先して行動するきっかけになり、少しずつ人見知りを無くす事が出来るでしょう。