子どもの協調性を育てる、ウォークラリーの効果

こんな子供に育ったら嬉しいですよね

友達が多い
困ってる人を助けてあげられる
周りの人を大切にする

こんにちは、「子供の自立心を養う」キャンプ育トレーナーのRock です。

皆さんウィークラリーをご存じでしょうか。殆どの方は小学校の野外活動の時などに経験をされた事があるのではないでしょうか。

キャンプ場や少年自然の家などにウォークラリーのコースやプログラムが設定されている事も多いです。

小さなマスに記号の様な地図(コマ図)が書かれていてそれを読み解き、途中の課題(CP)をクリアしながら進んでいく。そしてコースのクリア時間や課題の出来に応じて点数なんかをつけてくれますね。

実はウォークラリーには 子供の協調性を育てるのに大きな効果があるんです。

なぜなら当然一人ではなく、複数人で行うので協力が必要になるからですね。例えば親子で行ったり友達と行ったり、はたまた他人同士で挑戦してみるという事もあるでしょう。

ウォークラリーが終わる頃には相手を思いやり、受け入れる事で妙な一体感や達成感が芽生えるんです。

以下目次です。

子供の協調性が大切な理由

協調性は大人でも日常に使う言葉です。社会にでたら会社やご近所付き合いなどで他人とコミュニケーションをとる機会が多いですし、社会人にしたら必須のスキルとも言えます。

協調性とは相手の事を考えて行動する 事です。

人間は集団で生きていくので相手に配慮するのは必須ですよね。

例えば道端でゴミをポイ捨てしている人は配慮に欠けていると思いませんでしょうか。その後の片付けたりするのは他の人です。

子供の時代から協調性を徐々に育てる事で立派に社会生活を送る事が出来ると考えています。

子供の協調性はどのように育つの?

協調性は人との関わりの中で徐々に育って行くものです。「人」とは家族であり友達であり先生であったり初対面の人だったりします。

相手あっての事ですからね、一人で生きていくなら協力する必要はありませんよね。でも人間一人で生きていくのは不可能です。どこかで助け合いながら皆生きているのだとと思います。

具体的にどうしていけば協調性が育つのでしょうか

いろんな人と関わる習い事を始める
親が協力している姿を見せる
子供に積極的に関わる
しつけや親の立場を伝える
積極的に会話をする

つまりおうちのかたが、普段から子どもと何か一緒にすることを楽しみ、親子で気持ちを伝えあいながら、コミュニケーションをとっているか。また親として、やってはいけないこと、こうしてほしいことなどを子どもにきちんと伝えているかどうかということが、大事なのです。

ベネッセ教育情報

習い事などを利用するのもとても効果的ですが、親の子供に対する「姿勢」がかなり重要になってくるのがお分かりになると思います。

ウォークラリーが子供に与える効果

キャンプ育トレーナーの私が子供の協調性を育てるのにお勧めするのがウォークラリーです。

ウォークラリーは子供にどんな影響を与えてくれるのでしょうか

  • 積極性
  • 分析力
  • 行動力

などが要求されます、そして家族や仲間と協力して行う事で協調性の成長が期待できます。

このウィークラリー、コンパスなどは使わず地形を楽しみながら老若男女出来る物として作られました。

ウォークラリーは、1975年に日本レクリエーション協会の会報誌に掲載された。それ以前にも屋外で行うゲームとしてオリエンテーリングがあったが、スピードを重視するあまり周囲の自然を楽しむ余裕がないため、それに代わるものはないかと試行錯誤の末に生み出されたもの。

引用元:wikipedia

意外と最近なんですね、元々はオリエンテーション×カーラリーから発想された様です。当時はかなり流行したようですが、最近は盛り上がってるとは言えないかもしれませんね。

先日小学校以来にウォークラリーを行う機会があったのですが、大人がやってもとても楽しかったです!

ウォークラリーで使う地図は

こんな感じの地図になります。これ、制作する側も工夫が必要になります。

分かり易すぎず、頑張れば解読できる位の絶妙なバランスが必要なんですね。当然相手が何歳か、大人子供か、子供だったらどういう子供かで内容が変わって来きます。地図を見る人に合わせて作るので、行う人の成長を促せるのがポイントです。そしてご覧の通り共通する記号があり、ざっくりと道を示してあります。よく道と地図を観察して判断しないと間違えてしまいますので、分析力が大事になってくるんです。

ウォークラリーはグループで行う事が多いです。誰が地図を見るのか、だれが課題をレポートに書くのか、誰が先頭を歩くのか、仲間との役割分担だったり、相談が出来ないとスムーズに進めません。

勿論間違えてもいいんです、でも共通の目的に皆で挑む事によって協調性が強く育っていきます。終わったころには妙な一体感があるはずです。個人で行うウォークラリーなども、じっくりと観察しながら考える事が出来るのでお勧めです。

ウォークラリーはどんな所でやる?

ウォークラリーと言えば自然の中での活動をイメージしますよね。ゆっくりと自然を見ながら、地形を見ながら行う事で、新しい発見だったり好奇心が刺激される事と思います。

都会でも出来ますが、僕は自然の中でウォークラリーを行う事をおすすめしています。

自然が子供を成長させる

https://www.coleman.co.jp/brandaction/forchildren/experience/child-nature/

引用元:コールマンHP

提供する側は行う場所を何回も入念に下調べして、繰り返し安全確認を行います。

過去に事故もありますので、安全確認は競技者側も提供者も十分に注意しましょう。

コースを作りやすい地形

引用:奥飛騨山の村キャンプ場

人間の手が入っている管理された自然道が一番いいです。要所に目印となるポイントがあるので、チェックポイントが分かり易いです。整備された自然は歩くには心地よく丁度良いと思います。

荒れた自然では安全が確保できませんからね(ヘビや熊の獣害も危険)。

何処で開催されているの?

ウォークラリーは何処で出来るのでしょうか。ウォークラリーが体験出来る施設を少しだけご紹介致します。

国立吉備少年自然の家

https://kibi.niye.go.jp/program/detail.php?id=86

各少年自然の家ではコースが用意されていて、コマ図やトランシーバーなどの道具の貸し出しがある所もあります。

日本コミュニケーションセンター

https://www.walk-rally.com/charge_place.php

首都圏でもコースを作って開催している場合もある様ですね。特に警察等の許可を得ている場合が多いので安心して挑戦できますね。あと企業が期間限定で開催されているのも多いようですね、中には参加費無料の所もあるので探して見てもいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか、軽くウォークラリーの起源と効果についても触れてみました。

ウォークラリーは子供の

  • 協調性
  • 判断力
  • 分析力
  • 行動力

を成長させる効果が期待できます。

友達が多くて、困っている子を助けられるような子供に育つといいですよね。

協調性というと集団行動でしか育たないと思いがちですが、親と子供の関わりがかなり重要という事がお分かりいただけたかと思います。

親子で楽しみながら協調性を育てる事が出来るウォークラリー、試してみてはいかがでしょうか。