夏休みで外遊び大好きに!小学生の入道雲観察

小学生の夏休みは長いですよね、子どもの過ごし方にこんなお悩みはありませんか?

  • 家の中でゲームばっかりしている
  • 寝転がってタブレットばかりしている
  • 一日中涼しい部屋で体も動かさない

こんにちは!キャンプ育トレーナーのRockです。

今年の夏もかなり暑い日がつづいています。私の住む静岡県も、早々に気温が40℃を超え、いつの間にか日本一暑い県になってしまいました。

そんな日は子どもも大人も部屋に篭りがちですよね。

もちろん、熱中症には気をつけたいので必然です。でも小学生は夏休みでお家にいることが多いので、間が持たないということもあると思います。

そこで今回は、そんな夏の暑い日に小学生が外遊びを大好きになってもらう入道雲観察というおはなしです。

子どもの好奇心を育てる入道雲観察

「いやいや、暑いのに外に出られないよ」、「そんなもの見なくてもいいよ」と、そう感じますでしょうか?

確かにそうかもしれません笑

でも、例えばあなたの「入道雲=夏」というイメージはいつから定着していますか?漫画、アニメ。映画、雑誌などで子ども時代からということが多いでしょうか。

そこに夏のイメージが湧くことに疑問を持つことは少ないですよね。

「なぜ?」と物事を深ぼることは、例えば子どもの「勉強」でも大人の「仕事」でも良い結果をもたらすためのポイントになります。

特に小学生時代は好奇心の成長が期待されます。疑問のきっかけを与えて、その理解まで親が寄り添ってあげることで貴重な原体験となるのです。夏の象徴的な入道雲に関心を抱くことも気づき力アップにつながります。

熱中症に気をつけながらぜひ入道雲を観察してみましょう。

空を見上げるとイチバンに目に止まる入道雲

諸説ありますが、その大きさや形から「力もちなお坊さん」に似ていることから名付けられました。別称で積乱雲とも呼ばれます。

みなさんは入道雲がなぜあんなに大きいのかご存知ですか?

それは夏の暑さで発生した上昇気流が空気を押し上げるためです。その大きさは横幅数km、高さは数10kmにもなります。入道雲があると大気が不安定な状態という証になり、短時間での激しい雨や雷雨を降らす原因にもなります。

そして夏の気温特有の現象なので、他の季節では見られなく、夏のイメージということでもありますよね。

子どもが夏休みで時間もあり家に篭りがちなときには、ぜひ空を見上げて入道雲を観察し、その変化やそれぞれのかたちを楽しんでみて下さい。

知っておきたい入道雲の種類

大きく目立つ入道雲も、様々な条件や要因を経た姿なのです。種類も1つではなく下記の様なバリエーションがあります。

頭巾雲(ずきんぐも)

雲のてっぺんが丸みを帯びており、これから発達していく段階です。

多毛雲(たもううん)

入道雲が激しい雨などを降らせてかたちがくずれていく状態です。

スーパーセル

主にアメリカやオーストラリアなどで発生しやすい巨大な積乱雲のことです。通常の積乱雲よりも幅にして10~40kmほどになり、局地的ではあるが最悪の悪天候を呼び起こす危険な自然現象となります。

いやー知っていましたか?大人でもなかなか入道雲の種類を知っているということは少ないですよね。この雲を見つけることができたら子どもはきっと自慢ができるのではないでしょうか。

入道雲観察のスタイル

さて、あとは小学生の子どもと庭に繰り出してください。

暑さや観察を助ける装備としては以下がおすすめです。

・サングラス

眩しさを抑えて空を見上げやすくなります。

・タープ

庭やベランダの限られたスペースで工夫をこらしてタープを張りましょう。子どもの想像力や協調性を鍛えることにもつながります。

・アウトドアチェア

どんなモノでも良いですが、腰を据えて観察できるので、ぜひ家族分買いましょう。

・ミニ扇風機

夏はほぼ熱風ですが、入道雲が出ているときは風がひかえめなので暑さ対策に。

・シャツを冷やす薬剤

薬局などでよく売っています、短期間でしたら汗を抑える効果があります。

おわりに

夏休みは小学生の子どもの好奇心を育てるのにちょうど良い機会です。

夏にしかできない遊びや自然観察があるからです。

いろいろな入道雲の種類を見つけたり、入道雲の変化を観察したり。 親がきっかけを与えてあげることで自然に興味を持ち、外遊びが好きになってくれるといいですよね。